気の利いた
とある大学の講座に関わっているのだが、その最終プレゼンの一環として産業界で働く人を呼んでエレベータピッチが行われた。
エレベータピッチとはそれこそエレベータに乗り合わせた程度の短い時間の中で提案を行うもので、例えば新しいビジネス提案なら、それに興味を持ってもらえて「じゃぁ後で詳しく聞かせてもらおうか」と言わしめれば成功だ。
とはいえ30秒そこらで自分の伝えたいことと相手の聞きたいことを上手く勘案してロジカルに話をつなぎ、提案を理解してもらうのはとても難しい。
案の定中には問題提起だけでタイムアップしてしまうグループも出た。落ち込むプレゼンターに対して質疑応答での教授の第一声。
「エレベータピッチの中には問題提起だけをして、我々はとても良いソリューションがあるので後で聞いてもらえないか、というのも有りだからあまり気にしなくて良いよ」
「で、ソリューションは何なのかな?」
とてもナチュラルなフォローに会場の雰囲気も一気に回復。プレゼンターも気を取り直して補足を入れて、質疑応答が行えた。
こういう気の利いたフォローが出来るようになりたいと思った瞬間でした。
その夜の懇親会では気がついたらほとんど飲み食いできなかったので、数人で飲み直しにいくことに。しばらく待ってやっと出てきた、とある教授が「いやー女性陣に囲まれちゃってさぁ。」皆がいいですねぇと声をかけたら・・・
「でも男として見られてない危険性があるんだよねぇ」
・・・70才近くになって、そう言えるようになりたいと思った瞬間でした。












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