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2007年2月11日 (日)

Open Course Ware

20070211_1 今日はアメリカに来て初めて散髪に行って見事に失敗されたので落ち込んでいるのだが$15だったと言うことであきらめてMITの話を少し。

先日、確率統計の授業は資料がWEBで公開されていると書いたけれども、実はMITではその他にもたくさんの授業の資料が無料で公開されている。シラバス、授業のスライド、宿題と解答、参考書リストなど。
いつから始まったのかはわからないけれどもMITではOpen Course Wareと名うってWEB上で整理して公開している。

大学の方針としてできる限りの授業資料を外部に公開していくことを決めるときには大激論があったとは聞いているけれども、2006年11月現在で1550の授業の資料が公開されている事を考えると、メリットがあると感じている教員も多いと言うことなのだろう。
これはなかなかすごいことだと思う。実はこの考え方は僕がモットーにしている「一番多くを得る者は、一番多く与える者である」と言う考え方に非常にマッチしているので大賛成だ。

授業の資料を公開している、とある教授の話では初めはメリットがあるのか半信半疑で公開しだしたらしいのだが、そのうちに世界中から資料についての質問やコメントが送られてくるようになったそうだ。それによって自分の知識が増え、考え方に刺激を受け、授業の質が確実に向上していることを感じているという。

また全く別の見方をすると、いくら授業の資料を公開したところで他の教育機関に追い抜かれる事はないしMITで授業を受ける必要がないとかMITにお金を払って授業を受ける価値が下がることはないという絶対的な自信が無ければできることではないのだ。

と、褒めちぎってみたけれども、実は僕がSDMで取る予定の授業やシラバスを見て本当に面白そうだなと思う授業は、偶然かもしれないけれど、ほとんど公開されていないし、公開されている授業の資料も読んだだけではわからないように、おそらくは意図的になっている物が非常に多い。

それでも、教えられていることを多少なりとも知ることが無料でできるのだから、僕も時間ができたらじっくりと読んでみたいと思うSE関係の授業がいくつかあるので参考までに挙げてみよう。余談だが、同じ授業でも年度によっては担当教官が違う可能性があることに注意して欲しい。

どちらも担当は信頼性&ソフトウェア工学で有名なNancy Leveson教授。昨年のCritical Sowtware Workshopで来日されたときの講演は好評を得ていたようだ。NASAの長官や軍幹部に対してさえ歯に衣着せぬ発言をされている方のようだけれど、話した限りでは非常に理路整然としていながらも愉快な人だと思う。授業も取っている人の話では面白いとのこと。

担当はESDの現学長でもあるDaniel Hastings教授。コース名から惹かれるので。

担当の元宇宙飛行士のJeffrey Hoffman教授とは一度話したことがあるけれど、とてもすばらしい教育者だと思う。中身までは見てないけれどもさっと見る限り面白そうだ。

担当はOlivier de Weck教授。慶応のデザインスクールでも教えに来られている。間違いなくSEを専門とされる教授陣の中でも若くて非常に優秀な教授だ。

これはSEをちょっと知っているけれどもうちょっと勉強したいという方にお勧めかもしれない。

この授業は違う教授でこの春にコースを取る予定なのだが、確率統計を知らないと難しいかな。

これも日本で学んだことがないので興味のある分野。SDMではSloanの授業が2つまで履修できるので、秋に時間があればこれも履修できればいいなと思っている。


もちろんMITには僕の知らない面白い授業がたくさんあるはずだし、一年後にはお勧めリストも変わっているだろう。皆さんも興味と時間があれば是非訪れてみて欲しい。

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コメント

PMP合格おめでとうございます!!!
用語を覚えるだけならあまりにもったいないので、20名の資格を無駄にしないよう、社内の仕事のプロセスが変わるよう期待しています。。

ただ、プロジェクトメンバー全員となると初めてプロジェクトを経験する人にはキツいのではないかと思ったりします。
一番の問題は、PMPの資格を取るための勉強は仕事かどうかというところでしょうか。

クラスメートにPMPの資格を持っている人は、名刺に書いていた1人は知ってますけど、残念ながらそれ以外はわかりません。

昨日PMP受けて無事合格しました。1ヶ月ほど電車の中はずっと勉強でした(><)。あとウェブベーストレイニングもやりましたが。結構な開放感があります。これからの週末は引越しとインド出張に向けた作業が待ってますが、楽しんでやります。

で、今年度うちの社から3日間の講義を受けたのは20名です。うち一人は業務多忙で本試験を受けられなくなったらしいですが、その人を除いておそらく全員受かるのではないかと思っています。根拠はみんな、模擬試験の結果がよかったためです。講師いわく「ここ一年で一番できのいいクラスだった」とのことです。(リップサービスもあるでしょうが・・・)

とりあえず来年度も20名ほどで募集をするようです。PMBOKベースで共通言語をしゃべれるようになるので、発足したプロジェクトメンバーは、全員に期間を与えてPMPを取得させるといいと個人的には思っていて、担当者に話しています~。

ちなみに、そちらでは周りにPMP資格者どれぐらいおりますか~?

>imaさん
それは大変ですね。相模原は遠いから僕も一週間通ったときにはさすがに疲れました。
PMPも受ける(受けた?)んですね、まわりにはどれくらい持ってる人がいるんでしょうか、SEと一緒で共有してこそ役に立つものなので広まることを期待します。
仕事を抱え込みすぎないようにするのが一番大変かもしれませんが頑張ってください。

仕事はちょっと立て込んでます。
ガイドラインの作成とインド出張とPMP試験と詰まっていたところに相模原での仕事も加わってきました。土日も確実に一日は費やさないとおっつきませんが、まぁ、どれも面白いタスクなので不平はないです。
1月は結構体調を崩していたのですが、最近は順調です。bigakiraさんも体調だけはきをつけましょ~!

>いまさん
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りMITの宣伝を狙っていることも有るんだと思います。
で、もちろん仕事しながらでは少しずつしか勉強できないですよね。逆に留学していると仕事での経験は積めないわけで。
Open Courseは少しずつ暇を作って英会話と同じ感覚でやるのがいいかと考えています。

仕事は相変わらず大変ですか?体調壊さないようSE的に計画立てて頑張ってくださいね。
こちらにいると仕事はキャリアアップのためにしていると考えている人が多いので刺激になりますよ。

linaxみたいな発想で素敵なシステムですな。情報の出し方によっては、余計にSDMを受けたくなる可能性もありますね。
しかし、多少興味があっても時間がなくてサイトを訪れない人も多いですよね~。留学に行かないと時間を資料の概略は手に入っても時間は手に入りにくいもんですね。

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