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2007年2月20日 (火)

SE Symposium in Singapore

20070219_1 3月23日、24日にシンガポールでAsia-Pacific Systems Engineering Conference 2007が開催されるのでお知らせ。
これまでにアジアで大規模なSEの国際会議が開かれたという話を聞かないし、興味が有るところなのだけれども、カンファレンスの内容が全く開示されていないのでもう少し遠目から注目。
ただどうもシンガポール政府と軍主導の気配がするので参加した方がいいですよと言い切れないのが歯がゆい。

それにしても、韓国、台湾、中国、シンガポールと21世紀になってからSEに対して政府主導で注力しているのは注目に値するところ。気がついたらINCOSEにも上記全ての国の支部があっという間にできてしまっている。イランとインドも支部設立に向けて活動中なようなので時間の問題だろう。SE普及の取り組みについては、日本はアジアの中で確実に遅れを取りつつあるのが残念だ。

結局日本の強みと弱みというのは1980年代の日本が世界一と言われた頃と変わらないのだろうか。などと考えていたらまだ手にはいるんですねこの本

日本が戦略とビジョンで世界をリードできるように変わって行くためにSEが少しは役に立つと思うのだけれども、どうなんだろうか。
少なくとも現場の激務で支える技術立国という構図は変えられると思うのだけれども。

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コメント

>梅さん
なるほど、日本側のメリットが明確じゃなかったことも有ったのですね。

SEについては世界的な標準の策定作業に欧米の企業が、日本から見れば異常なほどに協力しています。
裏を返せば世界標準を自分たちの仕事のやり方に近い形で制定してしまえば、グローバルプロジェクトの進め方は自分たちに非常に都合がよいわけで、世界標準に対して最も効率よく厳密に使った、しかも経験豊かな企業としてアピールできるわけで、そのしたたかさは見習うべきかなと思いますね。

SEについてはアジア各国がどこまで考えているかわかりませんが、日本には少なくともどの分野においてもそう言う気概が見られないのは残念です。

これまでの成果をアジア諸国と共有しようとか場を使ってもらおうとかが大目的にあったもののどこまで共有すべきなのかとかテリトリー意識みたいな考え方がなかなか一致せず、、、
背景には政治的な目的などもあったりしておっしゃるとおり実現したいことがクリアになってなかったのも原因ですね。

もう少ししたたかなやり方ができるといいなと思いました。

ふむふむなるほど、SEとは状況がちょっと違いますね。

>梅さん
コメントありがとうございます。
イニシアティブを取りたいけど反発が予想されるから・・・って協力とイニシアティブを取る事で得られるメリットとか目的は何だったんでしょうかね。
推測ですが本当に実現したいことが明確じゃなかったり、関係者の利害関係を読み間違えたときに陥りがちなパターンに思えました。

逆にSEについては、SEの一部分、とくにオペレーションリサーチや最適化などのテクニックがシステム制御の分野でSEとして導入されたために抱かれている誤解と、日本はなまじっか80年代の成功経験があるし、今でも世界から注目される国なのでSEのメリットを説いても信用されないところがある気がします。
宇宙分野ではSEはアポロ時代に学んだのに何をいまさら・・・という時代遅れな人も多いと思います。

あの本、どちらかというとレポートなので読むのには骨が折れるかもしれませんが、日本は80年代になぜ成功したのか、車や家電で成功して、なぜ航空宇宙などの大規模事業で成功していないのか、その原因となる強みと弱みを考えて読んでみてください。

仕事でアジアでの協力について、「協力を進めたいしアジアでのイニシアティブを持ちたい」という方向で話が進んでいたのに、「やはり国内からの反発が予想されるから収束」というパターンを何回か経験しました。
SE以外でも政府主導の勢いが日本にも欲しいものです。

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」、初めてしりました。読んでみたいと思います。

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