« 授業 Humanside of Leading Technology (Vol.3) | トップページ | 100K »

2007年3月 2日 (金)

Classes of Classmates

20070301_2_2 20070301_1_2 SDMプログラムはその名の通り、Systems Design(システム設計)とEngineering Management(技術・システムの開発管理)を学ぶコースだ。もちろん工学的な面だけではなくて、組織運営(財務、特許などの法律関係、企業倫理など)も含められた、MBAの要素も併せ持っているのは以前に紹介したとおりだ。

個人的には前者のSEの要素を重視してこのコースに入ったし、クラスメートの多くがMBAには無い技術開発の側面が魅力的であると言っている。
それでもこれまでの授業でのグループワークとクラスメートがどのような選択科目を取っているかを聞いていると、これまでに自分が考えていたのとちょっと違った結果が見えてきた。

クラスメートの平均年齢は33歳なのだけれど、平均年齢よりも若いエンジニア(最年少は23歳のジェットエンジン設計者)はどちらかというとマネジメントよりもエンジニアリングに興味が強くSE関係の授業やシステム開発の授業に燃える傾向がある。それでも意外とシステム開発のプロセスに不慣れだったりする。

一方で、平均年齢より上の層になるほどもちろんマネージャーの職に就いている(就いていた)人が多いので、MBAの授業や財務、政治に関係した授業を傾向が強い。さらにエンジニアリングに関する授業に興味が薄く、SEについても理論を熟知している人が少ない気がする。例え会社で標準の開発プロセスが有るような企業出身でもだ。
唯一の例外はやはり軍と航空宇宙産業の関係者。

とまぁ当然と言えば当然といえるような結果なのだけれども、どの年齢層にも共通して言えるのは起業家精神たくましい人が多いこと。授業での設計プロジェクトでも、あわよくば特許を取ろうと頑張ってしまうのだ。もちろん設計の授業では特許、ROI等の財務計画、SCMについての講義もそれぞれ1回ずつ用意されている。
当たり前のことだけれども卒業したら社会に出るわけで、日本ならば企業に入社してから教えられることが大学で教えられていて、よっぽど実践的な教育になっている。

ずっと日本で教育を受けてきた上に起業家精神のあまりない僕にはちょっと新鮮だったりする。

« 授業 Humanside of Leading Technology (Vol.3) | トップページ | 100K »

コメント

>いまさん
こめんとありがとうございます。
アメリカは以前から科学技術、特に基礎研究を日本とは比較にならないくらい重要視してますから恵まれた研究環境を求めて日本からの頭脳流出が問題視されていたと思います。
もちろん恵まれた研究環境を得るためにはかなりの努力と成果が必要ではありますが得られるだけ望み有りなんでしょうね。

ははは。
日本は文系国家で、科学技術立国という看板があと何年保つかは大変な疑問という声を良く聞きますが、お隣韓国もそのようですね。
コメグニーは、理系国家化のかな~?

>いまさん
コメントありがとうございます。
アメリカでは2,3回会社を興したことがある人も多いと思います。
クラスメートや教授陣にもいますし。

日本との一番の違いは、投資する側、サービスや製品を供給される側にもベンチャー企業を受け入れる仕組みが社会的に整っていることだと思います。
アメリカでももちろん実績とか信用が重視されるのは間違いないですが、一見さんでも実績が無くても、受け入れられる場が日本よりも格段に広く築き上げられているんでしょうね。

そして、何と言ってもMITに限らずビジネススクールに行く人は、多くがFortuneのランクに載るような社長として大儲けしたいと思っていると思いますよ。

逆に給料は低くても技術者冥利に尽きるというプロジェクトXみたいな考え方は全く理解されないと聞いたことがあります。あれはエンジニア虐待のドキュメンタリーか、なんて思われるみたいですよ。

ほほ~。そうですか~。最近は日本でも企業を目指す人が増えてはきていますが、やはりアメリカのほうがおおいのですね~。というかMITに行くような人はそういった人が傾向が強いということかな・・・

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 授業 Humanside of Leading Technology (Vol.3) | トップページ | 100K »