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2007年5月30日 (水)

NBA Draft

20070530_1 バスケットボールが趣味で高校生の頃からNBAを衛星放送でよく見ていた。今シーズンは週一回ニュースでチェックする程度でしかなかったけれど、休みに入ってからはプレイオフが大詰めに向かっている上に好きなチーム、サンアントニオ・スパーズが勝ち進んでいるので、ちょくちょくテレビで観戦している。

ボストンは昨年末にはもうプレーオフに期待することなど全くないくらいに弱かったけど、ボストンファンが今の時期に一番期待していた事は先週行われた新人ドラフトだ。だいたいどの年も、大物新人が1,2人いる。その選手を獲得できるかどうかで後の数シーズンの成績が如実に変わってくるのだ。
実際に僕の好きなSPURSもスター選手のけがで惨憺たる成績の翌年、97年に大物新人を1巡目1位で獲得した。そしてその次の年に優勝し、その後も2回優勝している。チーム史上、優勝歴はその3回だけ。どのチームがその選手を獲得するかはとても重要かわかってもらえるだろうか。

そのドラフトは1チームずつ順に選手を指名して入団交渉権を確保していくおなじみのシステムだけれど、その選択順位の決め方が非常に合理的かつユニークなのだ。

Wikipediaにも詳細が紹介されているが簡単に説明すると、基本的に指名権の順番は例外なく成績の悪かった順に与えられる。ただし手を抜いて良い選手を取ろうという事態を防ぐために、1巡目の最初の3人はくじで決められることになっている。
リーグ全体でプレーオフに参加できなかった14チームに勝敗に応じて、順位選択権の確率が割り振られる。今年は公式サイトにあるように、成績が一番悪かったメンフィスには25.0%、2番目のボストンは19.9%と続いて14位のロサンゼルスには5.0%と割り振られる。そしてコンピュータによる抽選で最初に選択権を得られる3チームが決められる。4番目以降は勝率の逆順に割り振られ、勝率1位のミネソタは30番目にようやく選択権が回ってくる。

いかにしてリーグ全体でチーム力が拮抗して面白い試合が増えるかにNBAは努力しているように見える。新しいチーム設立の時にも各チーム登録12人のうち、確保できるのは2名のみで、残りの10人は新設チームに引っ張られても文句が言えないというかなり厳しいルールになっている。

それでもプロスポーツ運営のためのシステムとしてはとても良いシステムなのではないだろうか。僕が日本のスポーツよりもNBAを好きなのはここら辺にもあるかもしれない。

さて、今年のドラフトの結果に戻ると、なんと5.7%の確率しか有していなかったポートランドが1位を射止めたのだ。残念ながらボストンは2位、3位のくじにももれ、4位になってしまった。来シーズン華々しくデビューする期待の大型新人で会場は大盛り上がり、と言うことに少しは胸をふくらませていた僕も少し残念だ。
ただし、あのマイケル・ジョーダンでさえドラフト2位指名だったことは有名だし、今年のシーズンMVPは9位指名。どういう予想外が起こるか楽しみでもある。

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