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2007年6月24日 (日)

ものづくり ~Product Plan~

20070623_1 残存記憶のように多少の頭痛がある以外はすっかり良くなりました。ご心配をおかけしました。

さて、それでは久々に物作りの話に戻ろう。
よく言われることだけど「自分たちの作りたいものを買ってくれる客を捜すのではなくて、何かを買いたい客を見つけてそのために自分たちの力で可能なものを作る」ことが成功への近道だ。もちろん買い手は欲しいものを明確にわかっていなかったり、性能とコストとのバランスを考えずに非現実的なものを求めてきたりするのは良くある事。なので、こういうものなら開発可能だけど買ってくれるだろうか、と逆に問いかける必要は常にある。

要は、作った側から主観的に見て良いものだからニーズはあるハズだし売れるハズという考え方は危険だという当たり前のこと。こんなの作ってみました的な製品も有ることは確かだけれど、それは実験的にニッチなマーケットで客の反応を探るための製品がほとんどだろう。

なので、新しい製品開発を始めるにあたっては事前に計画を立てる事になるけれど、その第一歩として、どのマーケットのどのセグメントにどういうチャンスが有るかを見つける活動が必要になる。
ここで陥りがちな間違いが、計画立案を社内の一部のグループだけで済ませてしまうことだ。こういった計画は必ずどこかに見積もりの甘いところが潜んでいて、それが大きな間違いだった場合に遅かれ早かれプロジェクトが破綻する。

  • マーケティング/セールス部門
  • 会計部門
  • R&D部門
  • 既存の製品開発部門
  • 製造部門(社外のサプライヤー含む)
  • 運用部門
  • その他製品に関連する特有の部門(安全、法律、海外などのロジスティクス担当)
  • 既存製品のユーザーもしくはターゲットとしたい仮想ユーザー

これらのあらゆる関係者が、ユーザーの不満や社会動向の変化の分析、競合製品の分析、新しい技術動向、自分たちが使えるリソースの分析などを繰り返し行って「こういうものが有れば売れるのでは?」という領域を見つけていく事が望まれる。当たり前のようで実行するのは結構難しい。

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