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2007年6月16日 (土)

Road Test合格

20070615_1 今日は授業が無かったので、前もって電話予約をしていた自動車運転免許の路上試験に朝から行ってきた。

マサチューセッツ州は数ある州の中でも運転免許の取得が難しい州らしく、初めて運転免許を取るには教習所に通わなくてはならないらしい。僕は国際免許を持っているのでその必要はないけれど、「スポンサー」を連れて行かなければならない。スポンサーというのは試験の立会人みたいなもので、アメリカの運転免許を1年以上保有している21歳以上の成人でなければならない。幸い僕の場合は昼ご飯をおごるくらいでつきあってくれるクラスメートが沢山いるので事なきを得たけれど、そういう人がいなければ教習所にお金を払って頼まなければならないらしい。

試験に使う車は自分で用意しなければならないので一応は計器とライトなどをチェックしてから出かける。途中でアメリカ人のクラスメートを拾って自分で運転して指定された試験場所へ。自動車免許の試験に自分で運転しながら行くというのも変な気持ちだけれども仕方がない。
会場に行ってみると、想像していたような試験場があるわけではなくてその建物の前の道にあった、駐車できる路側帯で順番を待つというものだった。軍の訓練所と聞いていたから変だとは思っていたけれどそこまで簡易に済ませるとは・・・。

しばらく順番待ちの末にカウボーイハットをかぶった若い警官に書類を渡して試験開始。
まずは車のチェック。ヘッドライト、各種ランプ、方向指示器、警笛、サイドブレーキに問題ないことを確認する。整備不良で落ちたりすると悲しすぎるけど無事にパス。
その後はおきまりのハンドシグナル。右、左、ストップ。
で、いよいよ発進。当然普段以上に左右確認やら一旦停止を大げさにする。で、やっぱり交通ルールについて突如質問が入る。
警「ここの制限速度は時速何マイル?」
僕「え・・・サインが見あたらなかったですけど20マイルでしょうか」
警「そのとーーり。右に見えるように学校があるところでは20マイルだ」
僕「イエス・サー(そ、そうなのか・・・)」
警「で、学校を通り過ぎたけど今の制限速度は?」
僕「・・・・30マイルでしょうか?」
警「そのとーり。わかってるねぇ」
僕「オフコース・サー(ふぅ)」
警「あ、ちょっとそこの交差点前で止まって。ここで注意することは何?」
僕「一旦停止と一方通行のサインです。見通しが悪いので飛び出しにも注意です」
警「うむうむ。」

と、結果オーライながら順調。その後は路肩寄せ(Pull Over)をやって10mくらいバックで進める事の確認。
警「バックするときの速度は?」
僕「制限速度は10マイルかと」
警「ちがーう、駐車場とかで10マイルなんて出してバックしたらえらいことになるぞ」
僕「・・・・(滝汗)」
警「1,2マイルの微速じゃないとダメだ。何でかわかるか?」

いやー、焦った。もうダメかと思ったけど必死で考えて答える。
僕「車の後ろにあるものは全て見えるわけではないので、いつでも止まれるようにです」
警「そのとうりだ!何があるかわからないから注意するように。じゃ、進んで」
僕「イエス・サー(おぉなんとか耐えたらしい)」

そしてしばらく走った後にまた質問がきた。
警「で、君は日本から来たようだけど、マツザカはどう思う?」
僕「はいっ?」
警「ダイスケ・マツザカだよ。彼、なかなかやるよなぁ。」
僕「え、ええ、でもこれからもっと良くなると思いますが」
警「そうか、今でも十分すごいじゃないか。それは楽しみだなぁ」

黙っているようにと言われていたクラスメートも雰囲気を察して話に加わる。
ク「オカジマもすごいっすよねぇ」
警「おーそーだ、彼もすごいぞ、なんせ19イニング連続で抑えたからな」
ク「投げるときのスナップが違うんだそうですよ」
警「なるほど、確かにリリース直前でクイッとくるよな」

と、こっちは試験でてんぱってるのに2人で大盛り上がり。
そのうちRound Aboutに差し掛かって止まったけれども、ほったらかし。
僕「あのー、どっちに行けば・・・」
警「あぁ、右ね、でスタート地点に戻って」

とっくに試験は終わっていたらしい。

クラスメート曰く、警官などの公共サービスに従事している人は、多少話しかけてコミュニケーションをとった方がフレンドリーになるので有効だとのこと。そんなことを言っても試験運転中にはとてもじゃないけど無理だ。せめて試験前に言ってくれればスタート前に話しかけたのに・・・・

ともかく、サインしてもらったLearner's Permitを自動車登録局に持って行って料金$60を支払えば、一週間ほどで免許証が郵送されてくるらしい。

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コメント

>歌島さん
お祝いのお言葉ありがとうございます。
警官にも試験中に指示を出すだけの人もいれば、今回のように細かく質問する人、常に歌を口ずさんでいる人と色々いるようです。今回は性格もあったにせよ、どうも新人警官っぽかったからかもしれません。

試験の顛末は笑って楽しんでいただければ幸いです。本人は冷や汗ものでしたけど。

 まるでコメディを観ている様な感じで(失礼)、楽しく拝読しました。私のロスでの路上試験の時(20年前)は、「次を右に曲がって」、「車線を変更して」等の指示だけでした。口答試験も同時にされると大変ですね。無事、合格、おめでとう御座います。

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