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2007年7月13日 (金)

ものづくり ~イノベーション~

20070712_1_1 イノベーションという言葉を日本でもよく聞くようになった。これはアメリカがものづくりでの競争力を弱くしてからは特許などの知的財産権で儲ける仕組みを世界中に広めることに成功したからだろうか、それともライフサイクルが極端に短くなっている製造業やサービス業で一番重要なのは「イノベーション」なのだと皆が思い始めたからなのだろうか。

日本語では技術革新と訳される言葉だけれどそれだけでは半分しか説明できない。もちろん技術革新は重要だし世の中の優れた製品が誕生することに貢献していることは間違いない。それでもそれが花開くためには、特に既存の技術を有効に組み合わせてシステムとしてバランスの取れたものが作り出せたかどうかが非常に重要だ。イノベーションと言う言葉はこの両者が合わさった状態を表しているのだというのが僕の考えだ。

そして、技術革新や新しいアイデアというものはどこから沸いてくるかというと、ものづくりの経験が重要な役目を果たしているんじゃないかと思う。アメリカは技術開発、設計、製造は分けられるものであって自分たちは技術開発や設計に注力して(設計も外注する事がある)製造はアジアの企業に外注して安く済ませればいいと考える傾向があって分業体制が進みつつある。だけど製品が複雑であればあるほど、それは真似しない方がいいんじゃないかと思うのだけれどどうなんだろうか。

もちろん日本でも人材流動が活発になって、研究から製造まで多くの人が渡り歩くというのなら別だけれども、研究、設計、製造の三者が密に交流すること無しに新しいことは生まれてこないと思う。

そしてどうやらアメリカではこれが典型的な日本人の考え方だと思われているらしいので、それをわかった上でのことなんだろうけれど。

さて、最後に面白い動画を見つけたので紹介しよう。古代に「本」が発明されてそれを始めて手にした人がどう使っていいかわからず戸惑うコメディなのだが、あまりに革新的なものが出回ったときには、いつの世でもこういう反応が繰り返されるのだろう。音声はノルウェー語、字幕は英語だけど、身振り手振りだけで大体わかるはず。リンクはこちら

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