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2007年11月30日 (金)

Black Friday

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Black Mondayはアメリカで株価の暴落と共に恐慌が始まった日の呼び名として日本でも有名だけど、Black Fridayと呼ばれる日がある。僕は最近まで知らなかったのだが、先週の金曜日、つまりサンクスギビングの翌日を指す。"Black"と付くだけあって何かが暴落するイメージがある。そして確かに暴落する。しかし毎年この日に暴落するのは株価ではなくて店に並ぶ商品の値段なのだから、みんな大喜びだ。

どういう事かというと11月第4週の金曜日はクリスマスまでほぼ1ヶ月、サンクスギビングが節目と言わんばかりに一年を通して最大のバーゲン、クリスマスセールの火蓋が切って落とされる日なのだ。

いやいや、何を大げさなと思われるかもしれないがこの日は本当にすごい。まず、多くのショッピングモールが朝の4~6時から営業を開始する。場所によっては"Midnight Madness"と名打って夜中の12時から終夜営業する所もある。そして物の値段も2割3割引は当たり前、商品全部5割引とか、先着100名様に○○が80%OFF!6~10時まで全品60%OFF!なんてこともやるので買いたい物がある人が開店数時間前から店の前に長蛇の列を作るらしい。Black Fridayで画像検索してもらえればそのすごさが分かるはずだ。

そしてBlack Fridayという名前の由来は、実は小売店の多くがこの日の驚異的なセールスで黒字転換することが多いことから来ているらしく、ややこしいことにBlack Mondayにはかすりもしない。

さすがに忙しいクラスメートは「時間の方が惜しいから行かない」「寒い中深夜から並ぶほどの苦労をするならお金を出す」と冷ややかな人が大半だけど、世間はBlack Fridayに熱狂する。

実際、ボストンから車で1時間のところにあるWrentham Outletsまで夜中12時の開店に合わせて行った人は、店まで400mほどのところにあるハイウェイの出口から降りられず、2時間待っても降りられずに結局あきらめて帰ってきたらしい。なんでも夕方から既に駐車場に入って待っている人たちが沢山いるとのこと。ここはアウトレット向け商品ではなく、小売店と同じラインアップが普段でさえ2~3割引で売られているので人気が高いのだ。
噂では、この日、このモールをめがけてはるばるヨーロッパからも買い物客がやってくるらしいから侮れない。

もちろん僕は乳児連れでそんなイベントに参加できるわけもないので、激安時間が終わった土曜日の朝からWrentham Outletsに行ってきた。それでもクリスマスセールスが始まっているおかげで、どこも市価の半額くらいになっていた。午後からはかなり混雑して入場制限する店も出てくる始末。そんな中で妻は子供服や世話になった親族へのお土産に、僕は日本では買えない自分サイズの服や靴に夢中になって、昼には買った物を一度車に置きに戻らないといけないくらいしこたま買い込んでしまった。

明日からの一週間は最低気温の平均が-4度くらいと、徐々にボストンの冬らしくなってきたけれど、サブプライムローン問題もどこ吹く風で街はクリスマスに向けてさらに活気づきそうです。

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