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2008年8月18日 (月)

「その数学が戦略を決める」"Super Cruncher"

20080818 夏が始まる前に読んだ本なのだが、いまでも強く印象に残っているので新刊ではないけれど、今日はこの本を紹介したい。
情報のデジタル化とネットワーク社会がもたらした変化を痛感させてくれる良著だった。その変化は既に10年前からあった物だし当たり前の事を言っているように見えるのだが、実は多くの人々がその変化に抗っている事に気づかせてくれる本だ。

十分な数の事例が集まれば、-件一件を専門家が経験をたよりに判断する以上の精度で答えを出してくれる可能性はマクロに見ると十分に高いのだ。特異な事例でも過去の似た事例や対応策をインターネットやデータベースから瞬時に見つけられる。
つまり、人が手を動かして物を作る仕事が機械化によって単純作業から順に減っていったように、人が判断する仕事も情報処理技術の発展と社会への浸透によって減っている事をこの本は具体的に見せてくれる。

だからこそSDMでは確率・統計をあんなにしっかり教えていたのかと納得。もちろん統計や確率で決まらない事も多々あるけれど、使いこなせるかそうでないかで色々なところに大きな差が出てくるのではないだろうか。

エンジニアはもちろんビジネスマンも確率・統計を勉強したくなる?だろう一冊でした。

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