APCOSE2008
やや旧聞に属する話になってしまうか、先週、慶応大学日吉キャンパスむ開催されたSEのシンポジウム、Asia Pacific Conference of Systems Engineeringに参加してきた。
このシンポジウムはINCOSEのアジア太平洋地区で開かれているもので今回は日本チャプターが主催者。昨年のオーストラリア大会に続いて2回目だ。
プロジェクトマネジメントの団体PMIと比べれば、まだまだ認知度が低いINCOSEだけど、慶応SDMの先生方を中心とした委員会の努力が実ったようでl00名を越える参加者が集まって、会場は熱気に包まれていた。特に、海外からの参加者も30名以上いたのではないかと思う。
日本は優れた工業製品やサービスを世界に提供しているのに、トヨタやセブンイレブン・ジャパンなどの一部企業を除いてどういったマネジメントや開発方法をとっているかの情報発信が少ないので謎めいた国だという印象があるようだが、その裏返しとして今回は興味を持ってくれている人達がわざわざ海外から駆けつけてくれている事を嬉しく思う。
僕も、欧米流のSE手法が日本の或る企業で導入できなかった事例をもとに、SEの考え方を組織の中で変えていくには彼我の文化の差を理解して進める事が重要だと訴えた。思いの外、多くの人に聞きにきてもらえたし、良いプしゼンだったと褒めてもらえたので、とりあえずは合格点と言えるだろう。
強いて言えば、少し一般化して話しすぎたために大事な文化比較の面が十分に伝わらなかったせいか質問が少なかった事。これは反省点として、続編を出す時には気をつけよう。
次のターゲットは来年の6月にシンガポールで行われるINCOSE International Symposium 2009だ。登稿〆切の11月3日までは後1カ月、頑張らなくては!
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コメント
>keioSDMM1さん
コメント&以前から読んでいただいてありがとうございます。
> MITのSDMとの違いが気になっている今日この頃です。
MITと慶應では掲げているミッションや対象としている学生のバックグラウンドの範囲も違いますので単純な比較は出来ないでしょうね。
おっしゃっている「システム」や文化の違いもそうなんですが、日本流も欧米流も一長一短、それぞれ特徴が有るんだと思います。
要はお互いのやり方をそっくり真似る事は不可能と割り切った上で、彼我の良し悪しを分析し、自分達のやり方を良くしていく姿勢が大事なんだと思います。
慶應SDMもMIT/SDMから良いところを学びながらMITのやり方に捕らわれずに目指す事を成し遂げて行かれることを期待しています。
頑張ってください。
投稿: bigakira | 2008年11月12日 (水) 13時05分
以前から拝見させていただきました。
私は慶應大学のSDMの修士課程の学生です。
MITのSDMとの違いが気になっている今日この頃です。
APCOSEには都合により参加できなかったのですが、発表聞きたかったです。
欧米と日本の文化の違い、そもそも日本の文化の何が問題で、文化にシステムを適応させるのがやはりよいのか、個人的には、システムに文化を適応させられないのだろうかと思っています。。
投稿: keioSDMM1 | 2008年11月 8日 (土) 05時30分
>-hiraku-さん
すっかり返事が遅くなってしまってごめん。
来れなかったのは残念。国内外を問わず面白い人たちがいるので、似たようなシンポジウムがあったらお知らせするし是非来てください。
>醍醐博明さん
質問ありがとうございます。
あんな大きな高精細スクリーンは初めて見ました。予想以上の臨場感は驚きでしたよ。
あれらの素晴らしい設備の価値が授業や研究の中でどう発揮されていくのかを楽しみに見守っています。
INCOSEの論文もがんばってください。
最後に、本ブログは誰でも何処でも閲覧可能ですので個人情報の掲載はあまりお薦めしておりません。
削除を希望される場合は本コメント欄にてお願いします。
投稿: bigakira | 2008年10月26日 (日) 21時11分
APCOSE の会場KEIOのコンカレントデザインルームどのように思われましたでしょうか?
INCOSEでKEIOのコンカレントデザインルームの論文を出そうと思っています。
ご意見を伺えればと思いました。
私は、ソニー株式会社の社員でもありますが、同時にKEIO SDMの生徒でもあります。
090-2495-7976
醍醐博明
投稿: 醍醐博明 | 2008年10月23日 (木) 18時56分
行くつもりだったのだが別の用事と重なってしまって行けなかったのでした.残念.
投稿: -hiraku- | 2008年10月 5日 (日) 11時32分