Serenity Prayer ニーバーの祈り
昨年お世話になった、とある大学の先生を偲ぶ会に参列してきた。
2月にお会いしてから2週間後、お住まいのあるカリフォルニアで急逝されたとの連絡を受けて愕然としたのだが、さすがに葬儀のために渡米する勇気はなく静かに冥福を祈るだけだった。
そんな思いを持った人たちが250人も集まって、やっと自分たちの中で先生にお礼を言って別れを告げられる会が日本で開かれた。
実はその先生と僕が初めて出会ってからまだちょうど1年ほど、実際に会った日数を数えると6日ほどにしかならない。それでもまるで恩師ように思えるのはエンジニアとして教わったことの重さだけではなく、人として何かを学んだことも大きいだろうし、明るくて魅力的な人格のせいもあるのだろう。何気ない会話なのに今でも覚えている言葉は沢山ある。
僕が1時間だけ他の先生の授業を代行したときには、本当に親身になって補足のコメントを入れてくれたり、適切な質問をして授業の価値を高めてくれた。
こんなにも短い時間しか接しなかったのにもかかわらず、訃報に接して受けたショックはあまりにも大きかったし、2年目の今年こそはもっと一緒にいろんなことが出来ると楽しみにしていただけに残念でならない。
それでも残されたものとしては、受け継いだものを大事にして自分の世界を広げ、受け継いだものの先にある新しい世界を見られるよう前進するしかない。
偲ぶ会でもらった冊子の最後には、クリスチャンであった先生愛唱していたという祈りの言葉が書かれてあった。
Serenity Prayer
God grant me the serenity to accept the things I cannot change;
courage to change the things I can;
and the wisdom to know the difference.
Reinhold Niebuhr
ニーバーの祈り
神よ、
変えられないものを受け入れる心の平穏を与えたまえ。
変えることの出来るものを変えていく勇気を与えたまえ。
そして変えることの出来ないものと変えることの出来るものを、
識別する知恵を与えたまえ。
ラインホールド・ニーバー
先生、短い間でしたが本当にありがとうございました。安らかにお休みください。
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