2009年1月 9日 (金)

19 Streaks Win!

20090108_19_streaks_win もう既に去年の話になってしまったけれど、このブログで何度か紹介しているボストンのNBAチーム、Ceiticsが昨シーズン優勝の勢いそのままに今年も絶好調だ。
なんと!チ一ムレコードとなる19連勝を達成して年が明けた今もリーグトップをひた走っている。シーズン82試合しかない中での事だから当然勝率も一時は9割を軽く超えていた。いかにすごいかわかってもらえるだろうか。

しかし本当にこのチームがすごいのは、これだけの結果を残していながら、個人成積では得点、リバウンド、シュート成功率などの主要項目で、誰一人としてリーグトップ5に入っていないことだと思う。NBAのホームページで公表している9項目のうち、スティール(相手からボールを奪うこと)でRondoが3位に入っているのが唯一なのだ。

それではチームが地味かというとそんなことはない。個性あふれるプレイヤーばかりだ。それががっちり噛み合って活躍している。誰もが決して独りよがりにならずに、みんなのために、そしてここぞと言うときにはみんなが1人のために力を合わせている。
何か技術的にずば抜けていて、敵を圧倒するようなプレイヤーがいるわけではないけれど、チームリーダーが精神的な支柱となって、皆が皆の力を発揮させるように動いている。

往年のマイケル・ジョーダンのようにどんなに苦しい状況でも、あっと驚くような技を見せつけて必ずと言っていいほど得点を決めて、もうゲームの流れや雰囲気まで自分でコントロールしてしまうような「神様」は別として、チームの1/3くらいの得点を挙げることが頻繁にあるような、誰にも止められないようなプレイヤーがいても負け続いているチームもあるのだからバスケットは面白い。

ここ2年間のBostonは、チームとは何かと言うことをそしてリーダーシップとは何かを一つの形として教えてくれている気がするのだ。

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2008年6月14日 (土)

BEAT LA!

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トラブル続きの長旅で疲れていた上に、卒業式前日の夜にもかかわらず妻子をほったらかして文句を言われてでも出かけなければならないイベントがあった。

なんせNBAファイナル第1戦のチケットを友人が手配してくれたのだ!!

メジャーリーグのワールドシリーズは見に行きたいと別に思わなかったけれどバスケットとなれば話が違う。ビッグファンの自分としては正に一生に一度のチャンスだと思ってボストンにいる友達に頼んで買ってもらったのだ。

本当に今年のボストンはどうにかしている。4大スポーツのうち3つでプレイオフチャンピオンシップに進出し、2つめの栄冠を手にしようとしているなんて聞いたことがない!

話を戻そう。
もちろん正規価格での販売は極超高倍率なのでまず購入できないが、アメリカという場所は良くも悪くもお金さえあればほとんどのものはどうにかして手に入る。コートサイドの席であれば$1,000払っても惜しくないとまで思っていたけれど、さすがにそんな席は$3,000以上の値段が付いていたので一番最上階の最安席で雰囲気を楽しむことにした。

対戦相手のLosAngels Lakersは日本ではBoston以上に有名チームだ。80年代にボストンと共に黄金時代を築き、MagicとBirdのスター対決は僕もテレビで見ていた覚えがある。正に今回はその再来ということで、テレビや新聞はもちろん、駆けつけた会場は試合開始前から異様な熱気に包まれていた。

自分も完全に舞い上がって、ファイナル限定の緑のTシャツを隣接するグッズショップで買って会場に乗り込んだ。どれくらい興奮していたかというと、買うTシャツをレジに並んでいる最中に着てしまい、そのままレジでタグをスキャンしてもらったくらいだと言っておこう。

Bostonのゲームを見に来るのは3試合目だけれど、リーグ最下位で半額チケットを買って見た試合はもちろん、リーグトップを快進撃で進んでいた今シーズン最中のゲームさえ目じゃないくらいの緊張感と盛り上がりがメンバー紹介の時点でスタジアムを包んだ。

国歌斉唱を経てゲームが始まるときには"Beat LA!"(ロサンジェルスをぶっ倒せ!)の大合唱。叫んでいる自分まで圧倒されるような大音響の中ゲームが始まった。

肝心のゲームはお互い一歩も譲らぬ好ゲーム。そして第3クォーターの終わりに怪我で退場していたPierceが戻ってきて3Pを立て続けに決めて逆転したときには、長年TVの画面を通して想像していたものを遙かに超える興奮と熱気を伴って押し寄せる歓声のまっただ中に自分がいた。その瞬間この場にいて本当に良かったと心から思った。

試合もそのままの流れでBostonがなんとか勝って(これ非常に重要)文句なし。間違いなく人生で一番熱狂したスポーツ観戦だった。叫びすぎたせいで、数日間はかすれた中尾彬の声のようになってしまったのも初めての経験だ。そして今シリーズ今日までの4戦中、観戦するBostonファンには間違いなく最高のゲームだと確信している。

1つだけ大失敗したのは、このゲームを日本で録画設定してこなかったこと。いつもは見終わったら消してしまうけれど、このゲームだけは一生持っていても良いかと思える体験だったのに。

というわけで、このゲームを録画した人がいたらDVD貸してください・・・・。

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2008年3月29日 (土)

Losing phrases!

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昨日、仕事でヨーロッパとテレコン。驚いたことに話そうとすると英語が時々つっかえるし、言い回しを忘れて上手く言えず、会議が終わった頃に思い出す始末。これはショックだった。

帰国してきてから既に2ヶ月。英語を耳にしたり読み書きする機会は有る程度あるのだけれど、しゃべる機会が全くと言っていいほど無かったので早くも英語を忘れ始めている模様。これはうかうかしていると1年喋った分なんてあっという間に使い果たしてしまう。

娘に英語で話しかけるか・・・・いやいや、4月からまたラジオ英会話始めよう。

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2008年2月29日 (金)

船便届く

20080228 家族が家にそろってから2週間が経って、ようやく3人での生活用に家の中が落ち着いてきたと思ったところでアメリカから送った船便が届いた。入国してから45日だから大体言われていたとおりのスケジュール。

一辺10cmの立方体で$1程度の送料がかかるので、日本で買い換えた方が安い物、古くて買い換えたい物は全て売り払ってきたのだけれど、結局結構な量にはなってしまったので恐れていた通り部屋は段ボールに占拠されている。
2人で住んでいた家に3人で戻ってきたので当たり前だけれど、物が溢れてしまったので元々日本に残していった物を思い切って捨てる作戦進行中。

今の家に最初に引っ越してきたときには広すぎてもてあましたのが、いつの間にかちょうどいい広さに思えるほどに物が増えていたようだ。仕事のリソースと同じで、持っている分が必要な分になってしまっていたようで。
何てことを考える前に目の前の山を減らさなければ・・・と思うのもまた無計画か?

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2008年1月10日 (木)

引越前日

20080109_1 いよいよ明日は引越。

アパートの契約条件の関係で帰国まで1週間を残してアパートを引き払わなければならないからだ。それにベッドまで社費で運んでくれるような企業から来ている人ならともかく自費で引越をしなければならない僕の場合は最低限の物だけ持ってきて、最低限の物だけ持って帰る工夫が必要だ。なので家具はできるだけ売りたいので少なくとも帰国前の数日はホテル暮らしが必要になってしまう。

幸いボストンでは中古家具の売買が盛んなので僕らも売れる物はほとんど売ることができた。ベッドや本棚などの大型家具からゴミ箱やお皿といった小物まで要らない物で使えそうな物まで。ネット上に中古品売買の日本人コミュニティがあるおかげでほとんどの物は妻に任せて売りさばいてもらった。できるだけぎりぎりまで使って高く売りたい側と、できるだけ早く受け取って安く買いたい側の駆け引きも有りつつ、今のところ大きな不自由なく引越前日が迎えられているのは妻のおかげで本当に感謝している。おかげで最後の忙しい時期に勉強に集中できた。

もちろん日本から義母が半月以上の予定で応援に来てくれている事に感謝を忘れてはいけない。
出産の時もそうだったけれど、義母の支援が無ければ引越準備はもっと大変な事になっていたに違いない。
引越も日本企業に日本語で頼めるし作業も全て日本人がやってくれるのでこれも妻にお任せ。おかげでややこしい通関手続きなどについても問題なくこなせ、持って帰る荷物も段ボールに収まってうずたかく積み上げられて明日の出荷を待っている。

娘は非日常的な光景に興奮してそこらを歩き回っていつもよりも活発に遊びながらも、見知らぬ人がやってきては家具がどんどん無くなっていく状況に不安なのかここ数日ちょっと情緒不安定。甘えん坊ながらも芯は逞しい(ように感じられる)娘なのであまり心配はしていないけれど、やっぱりまだまだ乳児。帰国してすぐに妻も復職して娘を保育所に通わせないといけないかもしれないので、しばらくは少し甘やかしてでも変化に対応してもらえるよう頑張ってもらわなければ。

(写真はなぜか青猫がトレードマークのアメリカ支社)

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2007年12月26日 (水)

アメリカならでは

今年のクリスマスは風邪のせいで図らずとも家族でのんびり過ごす典型的なアメリカ式クリスマスになってしまっているのは前回も紹介したとおりだが、もちろん何もしてないわけじゃない。

20071225_0 20071225_1 24日のイブには鶏を丸ごと一羽、オーブンで焼いてみた。さすがに大きなオーブンで2時間かけて焼くとふっくら焼けておいしい。娘もまだケーキは食べられなくとも、香辛料のかかっていない鶏の胸肉なら食べられるのであげてみたところ大喜びで手づかみで食べていた。

しかし、以前も紹介したようにオーブンから出る煙で部屋中が煙りだらけになるのには本当に参る。換気扇の排気口が吸気口のすぐ上にあってそこからやっぱり白い煙がそのまま出てくるっていうアメリカ人の神経がやっぱりわからない。何か特別な使い方があるのかもしれないが結局最後までこのオーブンを煙を出さずに使う方法は分からないままだった。

 

20071225_2そして 今日はあまり寒くなかったので久々の散歩とお買い物を兼ねてボストンの中心街まで出かけてみた・・・・。
のはいいものの物の見事に町中お休み。いつもは買い物客でごった返しているNewbury Streetがこんなに閑散としているのは初めて。駅前のダンキンドーナツやマクドなどのファーストフードまで休みで、開いていたのはごくごく一部の飲食店だけ。正直言ってここまで徹底しているとは思わなかった。

クリスマスは本当に誰もが家族でゆっくりと家で過ごす日だと言うことを実感。1月1日からデパート開けている日本が懐かしいと同時に、帰国しても家族で過ごす時間は大事にしたいと思う。これは正直言って良いカルチャーショックだった。

 

20071225_3 20071225_4 帰る前にふらふらと雪景色のボストン・コモン公園を歩いているとなんと池が全面凍結していて歩けるまでになっているのを発見。夏はスワンボートなどが人気のこの公園も凍ってしまうとは今年の冬はやっぱりかなり寒いらしい。
もちろん滅多に無い機会だし僕もこの前に凍った池の上を歩いたのがいつだったかと言われても思い出せないくらいだ。岸はところどころ融けていたので不安がる妻を励まして家族全員で歩いてみた。残念ながら娘はずっと寝ていたのでベビーカーのままだったので帰国前にもう一度来てあげようかと思う。

と、なんだかんだ言いながらそれなりにアメリカのクリスマスを楽しんだのでした。

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2007年12月13日 (木)

山場

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昨日、今日と最終レポートを一つずつ何とか書き上げて提出。そして今日はもう一つ、論文アドバイザーのDonnaとのミーティング。前回と同じく「うん、内容はすごくいい。卒業して仕事に戻って落ち着いたら、どこかの学会に論文投稿してみたら?手伝うわよ。」と言われてちょっと嬉しい。ただ論文の内容と立場を考えると会社の了解を取るのが難しくなると予想されるのでどうするかは全く未定。
Donnaが続ける。「というわけで、まずは英語の添削ね。いくつか良くわかんないところがあるから。」
分かっていてもやっぱりへこむ。
打ち合わせは簡単に30分くらいで終了。後は結論と導入を書けばいよいよ論文も完成が見えてくる。

僕の論文のトピックは以前も書いたように自分が過去に関わった仕事の事例を分析するケーススタディーだ。特に新しいデータが手に入ったわけではないけれど、いろんな角度から分析してみると実に沢山の発見がある。何でもやりっぱなしでは経験したとは言えないんだろうと思うくらい発見がある。内容をここで詳しく紹介できないのが残念だけど、発見については思うところがあるので近いうちに別途書いてみたい。

さて、これで後は金曜日の授業と月曜日の期末試験、そして論文を書き上げることに集中すれば良いわけだ。

と思っていたら娘が風邪を引いた上に、今晩になって急に嘔吐するようになったのでとりあえず大学病院に救急で連れて行く。どうもアパートで胃腸性の風邪が流行っているらしくそれにかかった模様。妻も先週末から風邪を引いているので家事も少しは手伝わねば。

自分も今晩から喉が痛くなってきたので、どうやら風邪の引き初め。
こんなときはあきらめて葛根湯飲んでさっさと寝るに限る。

そして週末には最低気温が-14℃という寒波がやってくるらしいく、のんびり風邪を引いているわけにもいかなさそうで、我が家は今ちょっとした山場です。

(写真は夕暮れのボストン。これでもまだ4時半)

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2007年12月12日 (水)

New England Patriots

20071210_1_2 アメリカの4大プロスポーツの中で最も人気があるスポーツ、それはアメリカンフットボールだ。松坂&岡島投手の活躍で日本でも一躍有名になったRed Soxの人気はもちろんすごいけれど、野球シーズンが終わった今、町中で一番多く見かけるのはこのアメリカンフットボール(NFL)の地元チームNew England Patriots(ペイトリオッツ)のロゴなのだ。

特に今年は補強に成功してリーグトップの12勝0敗と無敵の勢いなのだから地元ファンが熱狂しないわけがない。ボストンに一年住んでいて唯一観戦しに行っていないのがこのNFLだったのだが、一度は行っとかねばなるまいと、頑張ってチケットを買って観戦に友人4人で行ってきた。しかも1人が京大ギャングスターズの一員だったのでラッキーなことに解説付きで、しかも試合は前半競って、後半突き放して快勝と文句なし。テレビでは決して分からないスタジアムの雰囲気とアメリカの文化を堪能でき、高いチケットを買っただけのことはあった観戦ツアーだった。

NFLは年間のレギュラーシーズンが16試合。つまりホームゲームは年間8試合しかないのでチケットは発売即日全試合完売である。なので合法ブローカーを介して高値で取引されることになる。特に強豪同士の対戦となると値段がつり上がる。

大差の試合ほど面白くないものはないと言うことで、今年最後の強豪との対戦を見に行くことにしたのはいいものの、需要と供給で値段が決まるのが市場の原理。2週間前の時点では定価$65のチケットに$400以上の値段がついているのだからさすがに買えなかった。なのでぎりぎりまで粘ってゲーム4日前に値段が下がりきったところで購入。

競技場は何故かボストンから南へ50kmほど行ったところにあるFoxboroughというド田舎にある。土地が安かった以外には理由が全く考えられないほど何もないところだ(なのでチーム名にもボストンじゃなくてニューイングランドという地域名が付いてる)。それでも$40もする駐車場料金を払って車を駐める。(付近の私設駐車場はさらに高いらしい・・・)

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駐車場は既に満車に近い・・・わけじゃなくて私設テントが林立。みんな馬鹿でかいピックアップトラックで早くやって来てそこかしこにテントを勝手に立ててバーベキューをしているのだ。プロパンボンベ、薪、炭、自由に火を焚いて良い駐車場は初体験。衛星アンテナとテレビ持ち込んで他の試合観戦している人も・・・・。明らかに駐車スペース2台分使ってたり道ふさいでますが「ここは俺らが使いたい、あっち空いてるからあっち行け」とも言わんばかりの勢いだし交通整理係も「まぁそんなもんなんだよここは」という感じで車の列をさばいている。そこら中でゲーム開始を待ちきれず興奮状態の大人がボール投げて遊んでるし、もう公園状態です。

多分初めは「寒いし火でも熾すか」→「火有るならバーベキューでもするか」→「バーベキューするならテントも立ててビッグにやるか」とエスカレートしていったんだろうけど、ここまでやられると、もうその心意気に感心するしかない。ちなみに観客はほとんどが白人で、特にアジア人など僕らを除けば皆無。そもそもマサチューセッツは8割が白人という偏った人種構成だとはいえちょっと違和感がある。

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試合開始1時間前には会場に入ってしばらくスタジアムを見物。さすが6万人が収容できるだけあって巨大だ。僕らの席は3階席の一番上。左上の写真で中央ちょっと上に見えるライトの下。グラウンドからの高さは50mくらい有るんじゃないだろうか。ぐるっと見渡せば地平線が見える。それでも球技場全体が見渡せるし、視力には自信があるので観戦に困ることはない。それにボールの場所よりもチーム戦略が気になる僕としてはTVで見るより楽しかった。

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試合開始の4時頃には夜の帳が降り、間違いなく気温も零下。しかし試合相手が強豪スティーラーズでスタンドにはこんな所までやってくるファンも多い上、競った展開が続いたので会場は大興奮。
すり鉢状の会場は地鳴りのような歓声に包まれ、観客が出す蒸気が照明に照らされてもやを作る。周りにいるおじいちゃんたちも若者たちに負けじとテンション高く応援。日本で大相撲見ているおじいちゃんたちと同じ感覚なんだろうけど皆な若い。僕らもタッチダウンの際には隣のおじいちゃんとハイタッチ(笑)

試合は第3クォーターにビッグプレーで突き放し、鉄壁のディフェンスで後半シャットアウトしたペイトリオッツが結果的には34対13と快勝で13連勝を飾る。残り3試合は相手が弱いので確実に勝って、全勝優勝で野球に続いてボストンを熱狂させることになるだろう。その瞬間を見届けずに離れるのが残念だけどこれでアメリカ4大スポーツの観戦を制覇。
アメリカ生活での目標を一つ達成できただけでも十分か。

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2007年12月 3日 (月)

10ヶ月

20071202_1 最近はつかまり立ちもだいぶしっかりしてたし手を離して立てる時間も長くなってきた。親がべったり付いていなくても視界に入ってさえいれば、一人で放っておいても遊べるようになってきたので笑って見ていられる時間が増えたような気がする。もちろんふとリビングに立ち寄ったときに見つかると、突進してきて遊べとせがまれることも増えた。朝出かけるときに(多分)バイバイもしてくれるようになったし褒めたときと怒った時の反応が違ってきたのもおもしろい。

体力と知恵が付いてきた分、ぐずったときの対応が大変だし悪戯を色々やってくれる。最近のお気に入りは畳んだ洗濯物荒しと本棚荒し。床においてあるとそんなに興味を示さないのにソファーや本棚などぎりぎり手が届くところにある物を引きずり下ろすことが好きなようで困ったものだ。

食事の時も自分でスプーンをつかんで食べたがるので、数日前から幼児用スプーンとフォークで練習。機嫌が良ければ意外と上手に食べるのでビックリしたけど、調子に乗ったり逆に不機嫌になると振り回すので床がえらいことになる。ホントに鳩のえさ場みたいになる。

最初はこんなもんだろうし上手になるにはしばらくかかるだろうから、あきらめて付き合う他はなさそうだ。

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2007年12月 2日 (日)

How are you?

20071201_1 今日はこの冬初めて最高気温がマイナスを記録した。ちなみに最低気温は-9度。そんな中、妻に連れられて買い物に出かけた娘は帰ってきてから漫画みたいに鼻水だーだー。風邪でも引いたかな?こういう日は熱めの風呂にさっと入れてさっさと寝かせるに限る。

僕は季節の変わり目には決まって風邪を引くけれど何故か真冬にはほとんど風邪を引かない。それでもさすがにこれからの仕上げの時期にインフルエンザにかかるなんて事だけは、まっっっっったくもって御免こうむりたい。

なので金曜日には授業の前に大学病院で予防接種を受けてきた。学校の保険に入っていれば予防接種はほとんどただで受けられるから利用しない手はない。空いていたので2分で終了。アメリカでは予防接種を受けても風呂に入っちゃいけないとか、運動してはいけないとか何にも言われない。

ただし、以前に娘が予防接種を受けたときに「風呂に入れてもいいよ」と言われたのでいつものようにお湯に浸からせたら微熱発生。確かにね、アメリカではお風呂に入るっていうのはシャワーを浴びるってことなので湯船に浸けるなんて全く考えなかったんだろう。
文化が違えば同じ言葉が違う状況で違う意味で使われる。

一年どっぷりとアメリカ文化に浸かったおかげで、かなり文化的にも馴染んだと思う。
妻には以前から「日本語の文法とか言い方おかしなってるで」と注意されているので日本に帰ってからのカウンターカルチャーショックが相当あるかもしれない。

さてさて、こんなことを言うと変に思われるかもしれないけれど、今思えば日本にいたときに一番大きく誤解していたのは一番基本的な言葉
"How are you?"
だった。

アメリカ人はいつどこで会っても必ずと言っていいほど"How are you?"とか"How is it going?"、"What's up?"と話しかけてくる。しかし"Fine!"とか"Good"、"Not much."などと答えてもそんなに反応が有るわけでもないし、下手をするとHow are you?と言い終わる前にすれ違って行ってしまっていることさえある。
こちらが先制攻撃で"How are you?"と言えばいきなり"How are you?"と返って来たりする。

こちらに来てしばらくの間は少し戸惑ったけど、どうも"Hello"をちょっとだけ親密な言い方にしただけだという解釈にたどり着いたのは夏前だった(遅いか)。

つまり、単に「こんにちは」と言うだけじゃなくて、「問題なく順調に過ごしてるか気にかけてるよー」というニュアンスがちょっっっと入っているだけなんだと思う。How are you?と聞かれて、"Good! How are you?"と尋ねると丁寧な人なら"Good! Thanks for asking."と返ってきたりするのだ。

なので日本語直訳で「最近どう?」と解釈してしまって、特に1時間前にも会ったクラスメートにすれ違いざまに言われただけなのに近況を説明したりなんかすると(したこと無いけど)相手はちょっと戸惑うだろうと思う。今ではかなり使いこなせるようになった。

ちなみに"How are you?"と聞いたときの返事には時々ひねったものに出くわす。"Alright."、"Not bad."(悪くはないよ)という単に言い方を変えたものから"Hanging on (the edge)"(なんとかね)、"Green!"(順調!)なんてのもある。

思わず笑ってしまったのが副学科長から返ってきた"Functional!"(基本的にはいいよ)だ。Performanceはともかく必要機能は全部満たしているよ、つまり「善し悪しはあれ何とかいってるよ」と言うことだろう。

こちらは秋学期もあと2週間、皆さんは12月の始まり、いかがお過ごしですか?

"How are you?'"

(写真は桟橋に上がったボート越しに望むCopley、そして凍ったように澄んだ空気)

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2007年11月30日 (金)

Black Friday

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Black Mondayはアメリカで株価の暴落と共に恐慌が始まった日の呼び名として日本でも有名だけど、Black Fridayと呼ばれる日がある。僕は最近まで知らなかったのだが、先週の金曜日、つまりサンクスギビングの翌日を指す。"Black"と付くだけあって何かが暴落するイメージがある。そして確かに暴落する。しかし毎年この日に暴落するのは株価ではなくて店に並ぶ商品の値段なのだから、みんな大喜びだ。

どういう事かというと11月第4週の金曜日はクリスマスまでほぼ1ヶ月、サンクスギビングが節目と言わんばかりに一年を通して最大のバーゲン、クリスマスセールの火蓋が切って落とされる日なのだ。

いやいや、何を大げさなと思われるかもしれないがこの日は本当にすごい。まず、多くのショッピングモールが朝の4~6時から営業を開始する。場所によっては"Midnight Madness"と名打って夜中の12時から終夜営業する所もある。そして物の値段も2割3割引は当たり前、商品全部5割引とか、先着100名様に○○が80%OFF!6~10時まで全品60%OFF!なんてこともやるので買いたい物がある人が開店数時間前から店の前に長蛇の列を作るらしい。Black Fridayで画像検索してもらえればそのすごさが分かるはずだ。

そしてBlack Fridayという名前の由来は、実は小売店の多くがこの日の驚異的なセールスで黒字転換することが多いことから来ているらしく、ややこしいことにBlack Mondayにはかすりもしない。

さすがに忙しいクラスメートは「時間の方が惜しいから行かない」「寒い中深夜から並ぶほどの苦労をするならお金を出す」と冷ややかな人が大半だけど、世間はBlack Fridayに熱狂する。

実際、ボストンから車で1時間のところにあるWrentham Outletsまで夜中12時の開店に合わせて行った人は、店まで400mほどのところにあるハイウェイの出口から降りられず、2時間待っても降りられずに結局あきらめて帰ってきたらしい。なんでも夕方から既に駐車場に入って待っている人たちが沢山いるとのこと。ここはアウトレット向け商品ではなく、小売店と同じラインアップが普段でさえ2~3割引で売られているので人気が高いのだ。
噂では、この日、このモールをめがけてはるばるヨーロッパからも買い物客がやってくるらしいから侮れない。

もちろん僕は乳児連れでそんなイベントに参加できるわけもないので、激安時間が終わった土曜日の朝からWrentham Outletsに行ってきた。それでもクリスマスセールスが始まっているおかげで、どこも市価の半額くらいになっていた。午後からはかなり混雑して入場制限する店も出てくる始末。そんな中で妻は子供服や世話になった親族へのお土産に、僕は日本では買えない自分サイズの服や靴に夢中になって、昼には買った物を一度車に置きに戻らないといけないくらいしこたま買い込んでしまった。

明日からの一週間は最低気温の平均が-4度くらいと、徐々にボストンの冬らしくなってきたけれど、サブプライムローン問題もどこ吹く風で街はクリスマスに向けてさらに活気づきそうです。

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2007年11月23日 (金)

Thanks Giving

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今日から4日間の長い週末、サンクスギビングホリデーが始まった。
僕としては特に何も祝う気もないし巨大な七面鳥を家で焼く気も無い。最近はさすがに疲れがたまってきていたので、宿題と論文はあるけれど多少はのんびりしたり買い物などに出かけようと思っている。

そんな折り、こちらで知り合った友人が日本での新しい仕事が決まって帰国することになったので送別会に招かれて、今日は結局ホストの家で七面鳥を焼く事になった。写真のようにスーパーでは5kgくらいの七面鳥がごろごろ冷蔵庫に転がっていて、それを皆さん気軽に買っていく。親族一同集まるか友人を集めてパーティーでもしないとさすがに食べられる大きさではないけれど、今日はファストフードチェーン、スーパーマーケット、レストランでさえこぞって休業しているので本当にみんな家で親族一同で集まってパーティしているのかもしれない。

送別会に行ってみると合計12人くらい集まって、しかも半分以上が僕にとって初対面の人たちだったので久々に新しい出会いがあって楽しめた。驚いたのは集まった人の半数が同じ大学の出身者だったこと。世界は狭い。
さらに驚いたのはこれまた半数が、実は僕と同じアパートに住んでいると分かったこと。自分が見ている範囲はもっと狭い。

今回集まったメンバーのほとんどが企業派遣で来ている人たちで、食品、化学、情報と分野は多岐に渡っていた。こういった全然違う産業の人たちと話す機会は貴重でおもしろい。あまりまじめに仕事の話をしたわけではないけれど、どの産業でも抱えている問題の根本は似たようなものでもそれに対する認識や対処の仕方がかなり違う。新しい考え方や発想のヒントがたまに有ったりする。もちろん仕事だけじゃなくて、全く違う趣味の世界や人生観に触れる良い機会なのだ。

おしゃべりしている間になんとか焼き上がった七面鳥は予想以上に大きかった。この大きさの肉塊を切らずに丸ごとオーブンで、しかも各家庭で焼いてしまおうという発想ははっきり言って日本人には無いと思う。もうちょっと手間をかければおいしい料理方法がいくらでも有るとは思うけれどここはアメリカ。
「これに張り合えるのは子豚の丸焼きくらいだねー」
「いやあれはかなり手間がかかるらしくて・・・」
なんて言いながら皆でざくざく解体してクランベリーソースを付けてアメリカンにいただきました。

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2007年11月21日 (水)

Zipcar、やっぱり!な使用感

20071120_1 これまで2回に渡って若干褒めすぎた感のあるZipcarだけれど、使う前から気になっていたことがある。それは「会員の質」と「需要と供給のバランス」の2点だ。

まずは会員の質が悪くてシェアするのに問題が起こらないかと言うことだ。多少の事故や故障であれば前の利用者が黙っていてとばっちりを食ったり、車内が汚くて嫌な思いをすることも十分予想される。
何故かというと、いくら都市部に住んでいても金銭的に余裕のある人であれば、僕らのような短期滞在者や、よほど環境保護に励んでいたり不便さを許容する人を除けば車を持つ。ということは大学生を含めて車を買う金銭的な余裕があまりない人たちが多いはずだ。
もちろん金銭的に余裕がないことがモラルの低下に直結するわけではない。地下鉄の車内を代表として「俺は金払っているから汚しても気にしない、ゴミ捨てや掃除は経営側の責任」とMITの学生でさえ考えている人たちが沢山いるし、あちこちに平気でゴミを捨てていく大人たちを日々の通学で見ているのでアメリカ人の公共施設に対するモラルの低さにはもう驚かなくなったからだ。

いくらすばらしいシステムを開発してもターゲットになる利用者がどういう特徴を持っていて、どういう行動を取ることが予想されるかを考えなければビジネスは成立しない。そして僕が分析する限りあまりモラルの高い人たちで構成されているとは思えないのだ。

もう一つは、予約が取りにくかったりトラブルの時のケアが悪かったりするんじゃないかと言うこと。経営側としては顧客が離れていかない限り、できるだけ利用率を高めたい。予約が取りにくいというデメリットが有っても、料金が安ければ安いほど利用できたときの価値は高いので顧客満足度はそうそう下がらないはずだ。特にアメリカで低コストを売りにするサービスは全て質やサポート体制の充実度を疑ってかかる必要があることはこの一年で学んだ経験則だ。

 

さて、最初の利用はクラスメートの家にディナーに招かれたときだった。1週間前に予約したのでアパートの駐車場にある車が予約できたのだけど、2日前になってこんなメールが届いた。

「あなたが予約された車は緊急整備のため利用できなくなりました。その代わりXXXXにある車に予約を振り替えました。この変更は意に沿わないものであることは承知していますので、ご都合が悪い場合はキャンセルしてください

決して代車を用意してくれるわけではないし、調べてみると家から徒歩15分、しかも人気のない大通りの側だ。いくらケンブリッジが比較的安全とはいえ夜の10時にノコノコとそんなところを歩くのは是非とも避けたい。結局地下鉄の隣駅の近くにある車を予約してそこまで取りに行く羽目になってしまった。

2回目はタイヤがパンクしていたので、すぐさまサポートに携帯で報告して使用中止。予約分の金額は徴収される代わりに同額を限度にタクシー代を払い戻すと言わたけれど結局最終的には足が出て損をしてしまった。

3回目も「緊急整備」で、家の前の車から100m先の車へ強制変更。問題ないと言えば無かったけど、後部座席は誰かが秋の芝生を転げ回った後に乗ったのか細かい葉っぱが沢山落ちていた。

日本でこんなサービスレベルだったら苦情殺到だろうなと思うのだけど、少し考え方を変えると、金額に関わらず一定以上の良質なサービスを当然に思う日本に比べて、金額とサービスのバランスが露骨とも言えるほどはっきりしているアメリカの方が経済的な観念は高いのかもしれないなと思ったりする。

個人的にはやっぱり日本の方が慣れているし性に合っている。アメリカ人に成りきるにはまだまだ時間がかかるようだ。

ちなみにZipcarは後2ヶ月だし我慢できる範囲なので使うことにしている。これもZipcarの思うつぼか・・・・。

客よりも上を行く、これもビジネスの鉄則だ。

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2007年11月20日 (火)

Zipcar、なるほど!な仕組み

20071119_1 Zipcarの会員になると送られてくるのが写真にあるZipcardと呼ばれるICカードだ。実はこれが車のドアを開け閉めするキーになる。全てのZipcarのフロントガラスには非接触型のカード読み取り機が付いていて、カードをそこにタッチするとロックが作動する仕組みになっている。エンジンをスタートさせるための鍵はハンドルの側にリール式のワイヤーで取り付けられているのでドアを開閉する鍵としては使えない。ちなみにドアがロックされている状態で窓を破壊するなどして押し入ってもエンジンはかからないようになっているらしい。

じゃぁ会員なら誰でもいつでもドアを開けて勝手に乗れるのかというと、もちろんそんなことはない。予約した車の予約した時間帯のみ、更にその人のZipcardしか使えない仕組みになっている。
各車に専用のガソリンカードが付いていて、それを使ってほとんどのガソリンスタンドで支払いができるので立て替え払いの必要もない。もちろんガソリンカードも予約時間帯にしか使えないし同行車に給油するなど不自然な利用は多分ばれるだろう。

その仕組みはインターネットが握っている。
実は各車には無線機が搭載されていて、インターネット経由で車の予約情報を逐一更新している(らしい)。車は借りた場所に返すわけで、その場に無線LANなどの電波が届いていればZipcardを使ってのドア開閉情報も得られるので何時に乗って何時に返したかも記録できる。エンジンのオンオフ状況や走行距離も車載器に記録しておけばネットワーク経由で収集できるしガソリンカードが正しく使われているかも把握できる。

アメリカのほとんどのガソリンスタンドでは、給油機で直接クレジットカードを使って精算できるので、元々ネットワークにつながっている。給油機でガソリンカード番号と予約していて利用権のある会員番号が一致しているかをその場でネットワーク越しに認証するのは可能なのだ。

そしてZipcarのニーズとワイヤレスインターネットの普及地域は明らかに重複する傾向がある。都市部では公衆ワイヤレスネットの普及率は高いし、人口密度も高い、地価も高いので車を持たない人も多いので1台当たりのニーズは高くなる。一方で地方に行けば公衆のワイヤレスネットはあまり普及していないけれど、ほとんどの家庭で車を持っているので人口密度も低いのでニーズはあまり無いはずだ。
ボストン・ケンブリッジエリアのように大学が沢山ある地域であれば、車を持つ資金は無いけれどちょこちょこ乗りたい大学生が溢れている。

ICカード技術と無線インターネット端末小型化&高性能化という技術の発展、ガソリンスタンドでのオンラインインフラ普及という社会的な背景、無線LANの普及地域とニーズがある地域の重複という地域的な特徴、これらを生かしてビジネスを成功させたZipcar、なかなか上手く考えられている。

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2007年11月19日 (月)

Zipcar, Wheels When You Want Them

20071117_1 ボストンやケンブリッジ市の中心はアメリカというよりもむしろヨーロッパっぽい感じがする。古い建物が多いし、徒歩圏内にいろいろな店が有って地下鉄も使える。僕の印象としてはニューヨークよりもロンドンに近い。
なので日本人的感覚からすると車が無くとも地下鉄と徒歩でかなりのことが済んでしまう。学校には地下鉄で通えるし、少々の買い物であれば10分歩くか地下鉄で2駅行けば小さいながらも普段の生活用品が整うモールがある。

それでも今でさえ最低気温が氷点下になることが多くなってきたし、12月になると-10度なんていう日もあるだろう。それに大型ディスカウントストアや郊外のモールじゃないと買えないものも有ったりするので、どうしてもちょこちょこ車が必要になる。なにより街のちょっと中心を外れると都市設計が車で生活するようになされているのだから、いくら日本と違って女性、子供に親切な人が多くて歩行者優先が徹底されているとはいえ、車無しで全てを済ませるのはちょっとしんどい。

そこで我が家では夫婦でZipcarの会員になった。これはいわゆるカーシェアリングシステムと呼ばれるサービスでレンタカーと似ているけれどコンセプトからして少し違う。Zipcarではそれぞれの車が指定の駐車場を持っているのでネット上で都合のいい場所にある車と空き時間を見つけて予約する。会員は予約したとおりにそこに駐めてある車を借りて、そこに返せばいい。
どこにあるどの車を予約しても良い。
ローバーミニからピックアップトラックまで色々ある。
レンタカーのようにわざわざ店舗まで行かなくてもいいし毎回の契約手続きも無い。
夜中の1時に借りて2時に返すなんてこともできる。
しかもガス代と、そこそこの自動車保険込みで1時間あたり$8程度で借りられる。
幸い僕が住んでいるアパートの駐車場に1台あるし、100mほど離れたところにも2台ある。

週に2回、3時間ずつ使ったとしても車にかける総コストが毎月$200程度で済んでしまうのだから、うまく使えればかなり便利なシステムだと思う。1999年にボストンで始まったこのサービス、当時たまたま日本の新聞でも取り上げられていて「これからの車社会の新しいビジネスモデル!」なんてもてはやされていたけれど、今やアメリカだけではなくカナダやイギリスにも進出していて、10万台を超える車でサービスをしていると言うから驚きだ。

実際どうやって車をシェアするかというと、確かになかなかうまく考えられているのだ。
次回はその仕組みと使ってみての感想を報告しよう。

タイトルはZipcarのスローガン、「必要なときに使える車」・・・日本語にするとちょっと間抜けな感じが漂うのはなぜだろう。

(写真はボストンケンブリッジエリアでZipcarが借りられる場所)

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2007年11月16日 (金)

7連勝

20071115_1 今年は強い。昨年は24勝58敗、リーグ30チーム中29位と目も当てられなかった弱小チームが開幕から7連勝、リーグで唯一負けがないチームとして連勝街道をひた走っている。バスケットファンとしてはそれだけで気になってしまうし、何しろそれが地元チームとあらば注目せずにはいられない。というわけで、昨晩は勉強と論文をちょっと中断してNBAを生で観戦、友人と3人でセルティックス(Celtics)を応援しに行ってきた。相手は去年もプレーオフに進出しているNew Jersey Netsだ。

昨シーズンの最終ホームゲームを見に行った話をこのブログでも書いたけれど、チームが強ければファンの雰囲気がこうもがらっと変わってしまうのかと言うくらいの盛り上がりだった。会場はほぼ満員でゲームも逆転しての快勝という嬉しい結果で観客もみんな終始ノリノリ。
シュートが決まれば大声で「いぇす!」とか「いぇーーぃ!」と叫んだり、大事な場面では「でぃーふぇんす!」の大合唱。極めつけは相手の集中を切らすためにひたすら声を上げてノイズを出す。

テレビ放送ではなかなか見られないものもある。タイムアウトやハーフタイムに行われるダンスチームのショー、観客による賞金をかけた3ポイントシュートチャレンジ(今回は小学生っぽい女の子)、ちびっ子ダンクコンテスト(3~5歳くらい)、座席アップグレードくじ(売れ残った良い席に移れる)、ボール状にしたチームTシャツを客席に投げ込むなど、常に観客を飽きさせない工夫でいっぱいなのだ。

あっという間の3時間で、日本でテレビ観戦しているときに感じてみたかった雰囲気を生で思う存分堪能してきた。
これこそNBA!といえる熱気が、昨シーズンには感じられなかった熱気が昨日のNorthBank Gardenにはあった。

実は個人的には他のチームのファンだけど、今シーズンは日本に帰ってもセルティックスを応援してしまいそうだ。

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2007年11月14日 (水)

さよならACCORD

20071113_1 卒業までにやることはまだまだ沢山あるけれど、時間はあまり残っていない。帰国予定まではあと2ヶ月ちょっとになってしまった。なので先週末はは朝から妻と日本に送らない家具の写真を撮ってムービングセールの準備。
ボストンでは日本人コミュニティーがインターネット上に存在して、行く人来る人が色んな物を売り買いしている。捨てる物は使い倒して人に譲るのがはばかられる物くらいで、それ以外はしっかり売って帰る予定。もちろんかなり格安で売ることにはなるけれど、そもそも自分も格安で買った家具ばかりなので使った期間を考えるとかなりお得な値段で売れるだろうと思っている。引き渡しは帰国直前だけれど既にいくつかの家具は買い手がついている。欲しい人がいればリストを送るので是非ご連絡ください。

そして少し早いかもしれないけれど先週末には車を個人売買で売ってしまった。これも掲示板に投稿したらすこーーーし日本語が分かる中国人一家から引き合いが来たのだ。日本ならば多分廃車価格だと思われる車も実用性重視のアメリカでは結構な値段で売れる。あまり引き渡し時期を引っ張って帰国直前に法的な手続きに戸惑うのもいやだったし、なにより日本人の引っ越しシーズンは終わってしまっていて売るのに苦労しそうだったので、お買い得値段だとしても今の時期に売れて正直ほっとしている。
多少わがままな買い手で交渉に手こずったけれど何とか事をまとめて手続き終了。

この車は偶然にもボストンにいた古い親友の帰国時期と僕の渡米時期がほぼうまく重なったので売ってもらった10年もののHONDA Accord。お世辞にもきれいな車とは言えないし、あちこちに細かい問題を抱えてはいたものの多少手を入れたらとりあえず快適とは言えなくとも「走る曲がる止まる」には全く問題なくなった。なにより1年しか乗らないのに良い車を買う気もしない。褒めているのかけなしているのか分からないと言われそうだけど本当にどこに行くにもこの車で走り回った思い出がある。
渡米してきてまもなく、個人売買で中古家具を買いにボストン中の慣れない道を走り回った。
IKEAやベビザラスに出かけて家具や子供用品を無理矢理積んで帰ってきた。
妻が陣痛を訴えたときに深夜に病院まで連れて行った。
友達とアウトレットまで買い物に行った。
友人や親戚を乗せて家と空港の間を何度も送り迎えした。
何より妻と娘の普段の足となって色んな所に連れて行ってくれた。

11ヶ月と短い期間だったけど、これまで乗ったどの車よりも世話になった車だった。
明日朝から自動車登録局(Registry of Moter Vehicle)にナンバープレートを返却して手続き終了だ。
ナンバープレート、できれば記念に持っておきたかったな。

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2007年11月 5日 (月)

Daylight Saving Time終了

20071104 ヨーロッパより一足遅く今日の午前2時にDaylight Saving Timeが終了して一時間巻き戻った。この日だけは夜が1時間長くなるわけで、この忙しい時期に土曜日の夜1時間長く寝られるのはとても嬉しい。春に頑張って1時間節約した甲斐が有ったと言うものだ。(あの日きっちり1時間寝過ごしたことを妻は覚えていたが)

というわけで、昨晩は寝る前に家中の時計を1時間巻き戻してから、とっても得した気分で眠りについた。しかしそんな日に限って事件は起こるものだ。気持ちよく寝ていた朝6時、突然鳴り響く火災警報でたたき起こされた。このブログでも何回か紹介してきたあのとてもうるさい火災報知器だ。大体は誤報と決まっているけれど万が一の事を考えるとそのときに被る損害は許容できる訳がないので寝ぼけていても非難するしかない。リスクは簡単に確率×損害で計れるわけではない。それがリスク管理の基本であり保険や宝くじが売れる原理なのだ。

とにかく超簡単に着替えてから家族でロビーまで階段で非難。他の部屋からもみんなぞろぞろと眠そうに出てくる中、どの家も幼児だけは元気。体内時計だけで動いている彼らにとっては朝の7時は立派な活動時間である。結局今回も誤報なことがわかって部屋に戻ってもう一眠り。

そして今日は昼から久々に家族でモールへ買い物に行ってきた。今はサンクスギビングを前にしたバーゲン期間なのだ。今回は家から車で30分くらいのところにあるNatick Mallという超巨大ショッピングモール。ここは初めて行ってきたけれどこれまでに行ったショッピングモールの中でも最大だった。4つのデパートに、270の小売店、駐車場は全部でなんと7,000台分のスペースが有るらしい。とても全部は見て回れる訳がないので、デパートはあきらめて欲しいものが見つかりそうな10ほどの小売店に狙いを絞る事にした。いかに高いリターンを返してくれそうな対象を見つけて、そこに限られたリソースを投入するか。そして狙いがはずれたときのために或程度バックアップを用意しておくのがオプションの基本なのだ。

それでもやっぱり気になる他の店も回ったりしていると、目的の買い物を済ませたときには途中休憩を入れて5時間もかかってしまった。12月には年間を通して最大のバーゲンシーズン、クリスマスが待っているのでそこで少しは買い足すにしてももう2,3年は服と靴を買わなくても良さそうだ。これまでも日本で服や靴はほとんど買わなかったけれど、今年はここぞとばかり全力で買い物をしている気がする。妻によると、子供服も日本より格段に安いので来年の冬くらいまでは足りる分が購入されている模様。

6時前になってそろそろ暗くなるといけないので帰ることにして、外に出た。すると既に真っ暗でびっくり。そうなのだ、Daylight Saving Timeが終わったことをすっかり忘れていた。あわててスーパーに寄って夕食を買って帰宅。娘は既に普段の夕食時間を過ぎていたので不機嫌になるし大変だった。そしてやっぱりいつもより1時間早く眠気が襲ってきている。

うーん、毎年これをやるのは一日限りとはいえ慣れるまでは少し辛いかも知れない。

(写真は家の時計、警報スピーカーとガス検知器)

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2007年10月23日 (火)

Good night, Cleveland!

20071022_1 毎朝駅で配られている無料のタブロイド紙の一面トップにはマウンドで抱き合う選手達の写真とこの文字が躍っていた。1勝3敗から怒濤の3連勝でアメリカンリーグを制したBoston Red Sox、今年は本当に強い。不調だった松坂選手も、チームメイトから精一杯のサポートを受けてそれに応えたし、それによってチームも一層団結して盛り上がっていった結果の勝利だったし、いいものを見せてもらった。今年ボストンにいることが出来て本当にラッキーだったと思う。

もちろんクラスメートや教授陣にもファンは多い。

ある授業では「あの宿題は今日の夕方6時が締め切りだったと思うけど、今日はゲームを観に行くから採点しないし明日の朝までに延ばす。」なんて教授もいた。もっとも一部のクラスメートからは「俺たちもサッサと終わらせてテレビで観たいから延ばさなくていいよ!」なんて声も返ってきた。
先週のビジネストリップ中に開催された入学希望者&新入生向けの説明会後の懇親会ではケーブルテレビの配線とプロジェクターを会場に持ち込んで「Red Sox応援懇親会」に急遽変更。

残念ながらワールドシリーズのチケットは徹夜で当日券に並ぶか、定価の数十から数百倍の値段を覚悟で公認ブローカーから購入するかしか無い。なにより時間が無いので球場に足を運ぶのは無理だけれど少しはTVの前で娘と一緒にRed Soxを応援する時間をとりたい。

Go Sox! Go Daisuke!

(写真はアメリカンリーグ制覇の記念キャップ)

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2007年10月 9日 (火)

New Hampshire (渓谷編)

20071008_1

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友人の高校を後にして再度I-93を北上。スケジュールが遅れ遅れになったせいで夕方近くになって目的地のFlume Gorge(Flume渓谷)に到着。ここはビジターセンターが併設されていて、綺麗に整備されているためか遊歩道に入るのも有料になっている。その分歩きやすいので子連れにはピッタリのハイキングコースだ。

あいにく小雨がぱらついて日も暮れかけていた。それにもかかわらず多くの人がハイキングを楽しんでいた。今年の夏はキャンプに行かなかったので久々の山歩き。ひんやりとした空気と雨が森の匂いを一層強くしてくれて心からリフレッシュすることが出来た。
もちろんFlume Gorgeは渓谷と言うだけあって滝や川がダイナミックに流れている。途中には深い谷を渡る橋まであって1周3kmほどのコースは常に景色を変えて飽きることがない。何より驚いたのは切り立った岩の間を川が流れていてその川の横を歩けることだった。断崖絶壁の岩山に黄色い紅葉がマッチしてなかなか気分がいい。

今回は紅葉を楽しみに来たけれど、娘がもう少し大きかったら夏に来たいと思った場所だった。

New Hampshireの紅葉を見に来て気づいたけれど黄色い紅葉もなかなか素敵だ。日本にいたときにはモミジを中心に真っ赤に染まる山が好きだったけれど、黄色い紅葉は少し明るめに見えるので、黄色い木々に囲まれると溢れる光の中にいるみたいで、それはそれで見事だった。

ニューイングランドの秋はお勧めです。

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2007年10月 8日 (月)

New Hampshire(寄り道編)

20071007_1 日本から遊びに来てくれている友人家族と一緒に紅葉を見に行ってきた。ボストンからインターステイト・ハイウェイ、I-93をひたすら北上すればニューハンプシャー州にWhite Mountainという有名な国立公園が有る。マサチューセッツ州やニューハンプシャー州を含むニューイングランド地方は全米でも有数の紅葉が綺麗な地方として知られているらしいのでその紅葉を見てみる絶好の機会だ。次の月曜日がコロンブスデーで3連休になっていて、この時期は紅葉を楽しみに旅行をするのがこの地方のアメリカ人にとっては由緒正しい過ごし方という人もいるくらいだしタイミングもばっちり。
本当ならばゆっくり2泊3日で行きたいところだが、そうも言っていられないので今回は簡単に日帰りコースだ。
早速出かけた僕たちは、所々で事故渋滞や紅葉渋滞に巻き込まれながらも道路脇に生い茂る木々の紅葉を楽しみながらひたすら高速道路を北上。日本のたいていの高速道路とは違って単に森林の間に道を通した感じになっていて、場所によってはガードレールも何もなかったりする。路側帯のすぐ横はもう林になっていて万一ハンドル操作をミスれば一巻の終わりだろう。それが逆に自然の中を走っている雰囲気を高めてくれて、ドライブしているだけでも十分紅葉を楽しめるので渋滞もあまり苦にならずに進めるのは少し嬉しい。

途中のRest Area(日本の高速道路で言うパーキングエリア)にあった林の中で持ってきたお昼ご飯を食べた後は今日の1つめの目的地である、ニューハンプシャー州のとある高校へと向かった。
すごくのどかで緑豊かな田舎町の中にあるその高校は、なんと遊びに来てくれている友人の1人が卒業した高校なのだ。こんな機会でもなければ一生行くことも無いだろうし、僕らとしてもアメリカの高校がどんなところか気になるので寄らない手はない。

20071007_2 20071007_3a高速を降りて5分も経たないうちに到着した高校は、緑豊かな林に囲まれた静かな田舎町にあって一際大きく目立ち、休日のクラブ活動にいそしむ高校生であふれていた。学生の雰囲気ものどかで、のびのびとアメフトやサッカーに興じている。校舎や寮は煉瓦造りの低層階で歴史もあって、日本の田舎にある木造校舎の学校と雰囲気は少し似ているかも知れない。もちろん学生寮はどこの国も同じようなものだと言うことがよくわかった。

学校に面したメインストリートも時折車が通るくらいでとてものどかなところだった。当時は学校の周りには民家を除けばカフェバーが一件と郵便局が一件あっただけで、それ以外には1時間歩いたところにあるガソリンスタンドに併設されたDunk'in Donutsが高校生が行ける最寄りの店だったらしい。現在もほとんど変わっていないみたいで、唯一変わっていたのは郵便局が無くなっていたこと(どうすんだろう・・・)だけのようだ。この友人と僕が出会ったのはフロリダの小さな田舎町だったけれどもそれとも全く違う、アメリカ北部のヨーロッパ的な田舎はなかなか新鮮だった。

今年は単純に紅葉が遅いのか地球温暖化の影響かわからないけれど木々の色づきは3~4分と言ったところ。友人が高校生の頃は、この時期になると町中の木々が黄色に染まってそれは綺麗だったそうだ。機会があったらまたドライブしてみたい雰囲気の街だった。もちろんこの時期、ハロウィーンの準備も着々と進んでいるようだ。
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2007年9月25日 (火)

災難

20070924_1 この一年ボストンに住んでいるとまず経験しないのが地震、台風、熱波だ。もちろんアメリカは広いしどこかにいけばいずれもたまには経験することが出来るはずだけれどボストンにいると全くの他人事と言っていい。
なので、この夏は災害に無縁の夏だったなんて話しを日本にいる知人とメールでやりとりしていた。しかし世の中そんなに甘くはなかった。

今日はMITホリデーというMIT独自の祝日で、図らずとも日本と同じ三連休。とはいえ教授によっては学生は土日も勉強するのが当たり前と思っている人も多いので、金曜日に出た火曜日期限の宿題に多くの時間を費やしていた。そして夕方6時から仕事を終えたチームメートも含めて、電話とオンラインドキュメントとチャットを駆使してミーティングを始めた途端にプシュンと音がして家中の電気が消えた。もちろんネットも固定電話も繋がらない。
仕方がないので携帯でクラスメートに連絡してミーティングに参加できない旨を伝える。6時を回っているので日も暮れてきたのに家にはアロマキャンドルと小さなマグライトしかないので本も読めない。

しばらく経っても復旧しないので1階のコンシェルジュに行ってみたけれど、わかったのは何で停電していつ復旧するかは皆目わからないと言うことだった。
いよいよ仕方がないので寝て待っていたところ1時間半ほどでなんとか復旧。

と思ったら10分ほどして、今度は火災報知器が鳴り出した。何度か紹介したようにこのアパートで火災報知器は月一程度の割合で鳴っているのであまり緊迫感はない。放送でも逃げなければならないエリアにいるわけでは無いと言うことだったので貴重品を纏めながら家にいたのだけれど、今回は消防車が第一陣の後に第二陣まで押し寄せてきた。

これはさすがに何かあるだろうと思って再び階段を下りていくと、手斧を持った消防士達がぞろぞろ歩いているのでびっくり。何でも誰かが何かの燃えかすでも捨てたらしくダストシュートから煙が出ているとのことで大した火事ではないものの、かなり物々しい状況だった。

全てが終わったときには停電から2時間半。とっくにオンラインミーティングも終わっている。ミーティングが始まったと思ったら停電と火事で出られなかった、なんてちょっと出来すぎたエピソードだ。チームメートもにわかには信じられないといった感じだったけれど本当なんだから仕方がない。

この一年こういった災難が多いことで災害が無いこととのバランスが取れているのだろうか。

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2007年9月 9日 (日)

ほんの一例

アメリカならではやな~、と実感するとき。
こんな超スーパーダイレクトな広告を見つけたとき。
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大学が多いボストンならではやな~、と実感するとき。
ソフトウェアを組んだことのある人にしか理解されないこんな広告を見つけたとき。
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アメリカしかもボストンならではやな~、と実感するとき。
日本人を誤解した苦笑するしかないTシャツを見つけたとき。
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赤い席って何ですか?誰か教えて・・・・
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意外と売っているのを目にするけれど、さすがに着ている人は見たことがない。

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2007年9月 8日 (土)

夏の名残、長袖の秋、終わりの始まり

20070907_1 秋学期が始まったと思ったら急に涼しくなって日中でも長袖が欲しい気候になってきた。少しずつ確実に秋が来ている。夕方には草むらで秋虫が鳴いているし、一昨日は最低気温もなんと11度まで下がる予報が出ていた。

ボストンの秋は短い(らしい)

年によっては11月には雪が降ってもおかしくないらしいので、夏休みの間に近くのアウトレットモールに行って娘の冬服も50~70%オフで大量購入したし(もちろん自分の帰国後分も)、すり減っていた車のタイヤも替えたし、これで来週末に妻用の防寒着を買いに行けば、短い秋が終わっていつ冬がやってきても大丈夫だ。

キャンパスでも気の早い木々は既に紅葉が始まっている。ニューイングランド地方は全米でも有数の紅葉が綺麗なところらしく紅葉が見頃になる10月頃には隣のニューハンプシャー州やバーモント州を含めて全米から観光客が押し寄せるらしい。時間があるかどうかは怪しいけれど、一度くらい日帰りでいいから車で遠出したいので今から前倒しでやることやっておかなければ。

なんて事を考えていたら、今日は夏が戻ってきた。30度まではいかなかったかも知れないけどTシャツ一枚で十分過ごせる陽気。そんな陽気の中で授業の後、久々にバスケットをしたら汗は出るのに体は動かない・・・・・。今までは思ったよりも体が0.5歩遅れて反応している感じだったのが1.5歩遅れくらいになっている。時間を見つけて定期的に運動もしないと最後のスパートまで体力が持たないかも。

久しぶりの心地よい疲労感に包まれながらシャワーを浴びてすっきりしてからジムを出たら、まぶしい夏の日差しの中で久々に蝉の声を聞いた。何故かボストンにはあまり蝉がいない。今日は久々の夏日だったのでのんびりしていた蝉が最後のチャンスとばかり、あわてて一斉に羽化して頑張って鳴いているのだろう。
キャンパスにも新入生らしき学生が沢山いる。

さて、最後の秋学期も頑張るか。

授業は12月半ばまで続く通期のものが3つ

  • System Architecture (そう、1月の集中講義の続きなのだ)
  • System Project Management
  • Engineering System Analysis for Design

こんなにシステムシステムしている学期は初めてだし、どの教授も個性的で優秀な人たちなのでかなり楽しみ。学ぼうと思えばかなりのことを学べると思う。
しかし問題は修士論文。これだけで週30~40時間見ておくようにとガイドラインにも書いてあるので授業はほどほどに力を入れよう。それでも夏学期と同じくらい忙しい日々が3ヶ月以上続くのかと思うとちょっと心配だけれどまぁ何とかするしかない。

秋は何かを始めるにはいい季節だ。秋を学年の始まりにするアメリカ方式の気分が少しわかったような気がした。

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2007年8月31日 (金)

再びNY旅行(後編)

20070830_1_2 NYの物価は高い。大抵のアメリカ人は東京の物価が世界一だと信じているけれど同レベルのもので比べるとNYの方が東京よりも断然高いと思う。(ただし外食では1人分+αを頼んで2人でシェアするとちょうどいい量と値段になるので一概には言えない)
しかしホテルに至っては確実に高い。今回も手頃なホテルを探すのには苦労した。もちろん大人2人であれば簡素なホテルでいいし、自分一人であればベッドとシャワーとトイレさえ最低限機能すればどこでも大丈夫だ。トイレとシャワーは共同でもいい。

当たり前のことだけれど乳児連れだと状況は全く異なる。ベビーベッドの貸し出し、粉ミルクに使う飲用のお湯などのサービス、清潔さなどを考えてどうしても多少サービスレベルの良いホテルを選んでしまう。結果、自分が旅行で使うことになるとは考えもしなかった高級ホテルに今回は滞在したのだけれど、既にオフシーズンに入りかけていることで割安感があったのと、総費用で考えると日本から1人で安旅行するよりも安いのでまぁいいかと納得している。大阪から東京観光に行ったらもっと安いのではないかと一瞬思ったが深くは考えないことにした。
その甲斐あってかかなり期待通りのサービスで娘もホテル滞在を十分に楽しむことが出来たようだ。

1つおまけが付いてきたのは、そのホテルにやたらとテニスプレーヤーが滞在していたこと。2日目に気づいたのだけれど、ちょうどそのときはテニスのUS Open開幕直前だったのだ。
どうもそのホテルが多くの大会関係者の滞在に使われていたらしく、周りは大会一色。
朝は表に大型バスが列を成し、道の向かい側には黒塗りの大会公用車(なんとレクサスのSUV!)が路上パーキングを埋め尽くし、角を1つ曲がればVIPカーが並んでいて運転手達が談笑している。
VIPカーの革張りの後部座席にはスーツではなくてポロシャツ、短パン、テニスシューズの大男がどかっと座っていたりもする。
ラケットが10本くらい入りそうなキャリアーを背負ったアスリートがロビーにわらわらいる。
選手とコーチと思われる若者と中年のペアがそこら中にいる。
コンシェルジュに行くと、背中に黄色でUMPIREと大きく書かれた緑色のTシャツを着たおばさんが何かを相談している。
スターバックスに入るとアスリート達がみんなしてシリアルヨーグルトを食べながら水を飲んでいる。
寿司屋にも日本人選手?がやってきて、店員に声をかけてもらって「優勝できるよう頑張ります」なんて言っている。(唯一顔を知っている鈴木選手ではなかったが、開幕前日に生もの食べていて大丈夫なのか?)

残念ながらシード選手を見かけることは無かったし大会前日にNYを後にしたのだけれど、ちょっとだけお祭りの雰囲気を味わうことが出来たNYでした。

イラストはUS Openのポスター。ちなみに今回は自由の女神を10年ぶりに見にいったけど、相変わらずの大人気だった。

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2007年8月30日 (木)

再びNY旅行(前編)

20070829_1 先週末は学期の間の休みを利用して家族旅行。3泊4日でNYへ行ってきた。
NYへは春学期が終わった後にも行ったので3ヶ月も経たないうちに再訪したことになるが、たったの3泊4日なので観光のネタが尽きることはない。

今回は旅程の一日を芸術鑑賞デーとして、メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum)と米国自然史博物館(American Museum of National History)をはしごした。どちらも超巨大な施設なので全部をくまなく見て回ることはもちろん不可能だ。そんなことをしていたらそれぞれに1~2日かかってしまう。

朝から出かけたメトロポリタン美術館では、あまり興味のない分野(例えばアメリカ近代美術や中国美術)はほとんど見ずに、興味があったヨーロッパ近代美術やアジアの陶芸、エジプト遺跡などに絞って見て回った。
20070829_2 さすがはメトロポリタン、品数は豊富である。スペースもゆったりとしていて、場所によってはこんな神殿をどどーんと贅沢に展示してしまう空間使い。

 

 

それにきらりと光る逸品が沢山あった。
20070829_6a 20070829_520070829_420070829_6_2 20070829_3_2 20070829_5a

ただ残念なことにあまり好きになれない作品も多かったので、ちょっと間延びしてしまった。それに改装中で閉鎖されているセクションがいくつかあって、行きたいところに自由に通り抜けられない事が何度かあって結構歩き回ってしまったのが残念だった。数は少なくとも僕の好きな作品が多く並んでいるボストン美術館とか、数でも質でももう参ったというしかない大英博物館と比べてしまうのも酷なのだが、満足と不満足が交錯する中で美術館を後にした。

 

20070829_7 さて、メトロポリタン美術館と米国自然史博物館はセントラルパークを挟んだ位置にあるので、セントラルパークを炎天下の中を歩いて移動。この日は非常にいい天気だった上に蒸し暑くボストンではかいたことのない量の汗をかいてしまった。
とはいえ悪いことばかりではなくて、夏のセントラルパークの風物詩?とも言える光景を見ることが出来た。見ている分にはまぁいいとして、まねしようとは思わない。

 

そして、あまり時間もなかったのでさっと見て回る予定だった米国自然史博物館。ここが今回のNY旅行で一番嬉しい誤算だった。もちろん夫婦揃って動物好きな上にスキューバダイビング好きなので海でも山でもなんでもこいと言うことが大きく影響しているのだけれど、ハッキリ言ってここは楽しい!

20070829_1020070829_1220070829_11_2

メトロポリタン美術館に比べるとスペースも狭いし展示も配置がいまいちで動きづらい。それでも恐竜を始め生物の進化を化石や剥製で見せてくれるのでついついじっくり見たくなるのだ。
結局、古代生物のフロアはくまなく見て回ってしまった。海洋生物のコーナーは時間が無くてかなり端折ってしまったけれど実物大のシロナガスクジラはとにかく圧巻だった。

20070829_9 20070829_8 おまけは太陽系を学ぶコーナー。大きなimaxのドームもあってそれなりに力を入れているようなのだけれど、端っこにぽつんとあった火星探査機はご愛敬・・・。

 

 

とにかく、NYで芸術と科学を今回もたっぷりと堪能できた。さすがに年末休みのNYは寒いし混むし、自分自身もそれどころではないので次行く機会があるとすれば娘が大きくなってからだと思うのだけれど、そのときにも芸術&科学ははずせない。

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2007年8月16日 (木)

8月は秋

20070816_1 ここしばらく更新が滞る日が続いてしまったが、夏学期の最終レポートと試験も終わりつつあって後はアカウンティングの試験を残すのみとなった。秋学期が始まるまでの2週間、やっと論文に纏まった時間が割ける。そしてちょっと息を抜いてボストンとその周辺を見て回ってみたいと思う余裕が出てきた。

そんな中でふと気がつくと、最高気温が30度を超える日がめっきり減っていて朝夕が涼しくなっている。日本からは連日猛暑のニュースとメールが届くのでこっちも暑い気でいたけれど、よく考えたら日中は冷房が効きすぎた屋内にいることが多い。なのでちょっと外に出ると冷え切った体には暑く感じるし日差しは刺すようにきついのだけれど実際の気温は高くなかったようだ。

さらに驚いたことには、8月始めのセールは秋セールでそれもすっかり終わっていた。ボストンの8月は暦の上では秋らしい。そういわれれば木々の色も少しずつ変わっているし毎日の最低気温は10度台だ。

なんだか今年は夏が中途半端で終わってしまうみたいで少々寂しいけれど、ここニューイングランド地方は全米有数の紅葉が綺麗な地域ということなので、早めに訪れる秋をできるだけ楽しみたいと思う。

ちなみに紅葉シーズンは9月から10月。キャンパスに新入生があふれてボストンが一段と賑わうことになるだろう。

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2007年8月12日 (日)

Sales Tax Holiday

20070811_1 日本の夏のバーゲンは7月頃だったと思うけれど、アメリカでは7月に加えて8月からバーゲンが始まるところも多い。最近はちょくちょくバーゲンに足を運んでは、日本に帰ったときの分も含めてこっちで買った方が安い物や日本ではなかなか買えない物を買い込んでいる。もちろん冬物は一番盛大にセールが行われるクリスマスの時期に買い込むつもり。

そして昨日知ったところによると、なんと今日と明日の二日間(8/11と8/12)はマサチューセッツ州内で買い物をしたときにかかる消費税(5%)が無料になるSales Tax Holidayなのだそうだ。アメリカでは州によって税金のシステムが異なっているので消費税率もSales Tax Holidayも異なっているらしい。例えばニューヨーク州では8.5%の消費税が無料になる日は8月の末に1週間ほどあるらしい。お隣のメイン州では消費税は0%なので毎日がSales Tax Holidayという何ともうらやましい状況だ。

とにかくこの日を利用しない手はない。バーゲンにも行きたかったので今朝は家族でモールまで出かけていった。しかし道すがら気づいたことがあった。マサチューセッツ州では衣料品や靴は1着$175までは非課税なのだ。結局バーゲンで買ったのは衣料品だけだったのでSales Tax Holidayの恩恵には全く預かれなかったことになる(30~50%のバーゲンで十分特をしているのだがそれは基本)。

20070811_2 それでは悔しいので日本に帰ったときに使う用のベビーカーを見に行くことにした。今は幼児用カーシートとセットになっているトラベルシステムというベビーカーを使っている。安かったしとても便利だけれどもうすぐ幼児用カーシートが合わなくなってくるのと、カーシートがつけられるため少しごついので日本に帰ったときには扱いにくいはずだ。なので軽量のB型ベビーカーに買い換えようかと思っていたからだ。

アメリカのベビーカーは日本のそれとはかなり違うと言っていい。特徴を簡単に言うと、でかくてごつくて重くて安いと言うことだろうか。道路の舗装も悪くて段差も多いので車輪はとても大きい。うちのはかなり日本人的な感性で選んだので車輪の大きさは直径20cmもないけれど、ジョギング好きのアメリカ人のために折りたたみ自転車の車輪と同じ物と思える物を使ってショック吸収機構を組み込んだ三輪車タイプなんかも沢山使われている。ハンドルの位置も欧米人に合わせてあるので僕にはちょうどいいけれど妻には高すぎて扱いにくいようだ。もちろんコンパクトに折りたためるのだけれど基本がでかいので車のトランクにもやっとこさ入る大きさ。そして重い。軽量タイプとうたっていても8~10kg有ることはざらである。しかしそれでも魅力なのは値段のせいだ。$100~$300で大抵のベビーカーは買えてしまうし、どんなに最高級品に属する物でも$500程度だ。物によっては同等品で日本の半額くらいなんじゃないかと思ったりする。

しかし何件か見て回った結果、妻が扱いづらくてはいくらお買い得でも仕方がないということで良いのが見つかるまではお預けになってしまった。

というわけで、有効活用できずに終わったSales Tax Holidayの初日だった。

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2007年7月30日 (月)

うどん

20070729_1 今日、初めてうどんを打ってみた。自分ではそばもうどんも同じように好きだと思っていたし、ボストンでは加ト吉の冷凍うどんでさえも日本の倍の値段とはいえ売っていて、生麺以外は大体そろうのだけれど、やはり関西人のソウルフードであるうどんは生麺を食べないことに我慢できなくなってきたようだ。
ちなみにボストンに来て8ヶ月近く(そう、もう8ヶ月なのだ)経つけれど、そばは一口も食べていない。一番食べているのはやっぱり野菜を含めて材料が安くて充実しているパスタ、次にインスタントラーメン、うどんと続く。

レシピは4月からジュネーブに住んでいる友人のハイジさん夫婦(日本人)に1ヶ月以上前に聞いていたのだけど、ようやく今日時間を見つけて作ることができた。

20070729_2 うどんを打つのには中力粉を使うのだけれど、手近には何故か売っていないので薄力粉と強力粉を半々で使うことに。冗談みたいな話しだが本当にそれでよいらしい。
とはいえ、こちらで売っているのはもちろんアメリカ産。日本でうどんに使われている小麦粉のほとんどは、うどん向きのオーストラリア産だし出来れば日清製粉のマル香ものがあれば言うこと無いけれども贅沢は言えない。

そして朝から取りかかった結果、お昼の食卓にはそれは見事なクリーム色に輝くつるっとした讃岐うどん張りの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

からはほど遠い、ややグレーの縮れ麺が出来た。ちょっとざらっと感も残ったし讃岐うどんへの道は遠い。

20070729_3 とはいえ味は讃岐うどんとしてこちらで売っている乾麺よりはおいしく出来たのでひとまず満足。
今回は葱、生姜、醤油でぶっかけにして、わしわしっと食べてしまった。

ボストンにいる間に、もう少し旨いうどんを打てるように頑張ってみたいと思う。
友人が送ってくれたビデオの中に映画「うどん」がたまたま入っていたので、これも見ねば(笑)。

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2007年7月 5日 (木)

Matsuzaka応援

20070704_1 昨日は久々に童心に返って楽しい時間を過ごすことが出来た。
仲の良いクラスメートに誘われて2人で松坂投手が登板した昨日(既に一昨日か)のRed Soxのゲームを観戦してきたのだ。既にブローカーや個人売買でもなければチケットを入手することは難しいのだけれど、アメリカ軍が立ち見席を毎試合100~200席くらい押さえているとのことで空軍所属の彼が持つ特権のご相伴にあずかったのだ。しかし立ち見席といえども$7は破格だ。収容人数が38,000人と非常に少ないこのFenway Parkは最も安い席でも$45するらしいし、なんと言ってもビール1杯と同じ値段なのだからうらやましい。

もちろん立ち見席券と言っても初めからおとなしく最後部に立っているわけもなく、いい席に座ってその席の観客が来るまで(なんと6回まで来なかった)ちゃっかりと2人で近くから観戦。ここの球場は観客席とグラウンドとの高さが非常に近いので臨場感があって非常に楽しい。周りと同じく2人でRed Soxの選手や日米の野球について語りながら本気になって応援してしまった。

日本の観客と雰囲気が違うと思ったのは老若男女を問わず選手のTシャツやユニフォームを着ている人が多いこと。Red Soxは阪神タイガースのように熱狂的なファンが多いことで有名な球団だけれど、それを差し引いてもおじいちゃんやおばあちゃんまで選手のTシャツを着て試合の最後まで声を出して応援している姿を見ると、本当に野球が好きでチームを応援しにきている感じが伝わってくる。松坂選手を見に来ている日本人も沢山いるのだけれど、18番のTシャツを着ている人たちの半分以上は日本人じゃないだろうという人たちで、特にちびっ子達が小さな18番シャツを着ていたりすると、彼もしっかりとRed Soxのファンから受け入れられているのだなと思って、訳もなく嬉しくなってしまった。

試合自体は、松坂投手は応援しがいが無いくらい調子が良くて8回を3塁さえ踏ませずに無失点で抑えてしまった。ピンチになったら甲子園の阪神戦の観客ばりに(笑)声でもかけようかと思っていたけれどそのチャンスさえ無し。相手チームが最下位のタンパベイだからとはいえさすが。唯一のピンチは岩村選手に2塁打を打たれたときくらい。
実は来月には家族でデイゲームを見に行く機会があるのだけれどそれも相手はタンパベイ。今度も松坂投手が見られる可能性は低いけれど、岡島投手が投げてチームが快勝してくれることを期待している。

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2007年6月21日 (木)

ダウン

20070621_1 この1週間で4つのレポート、夏学期始まっていきなりトップギアで頑張っていたら睡眠不足がたたったようだ。終わったとたんに38度の熱を出してダウンしてしまった。
最初は単なる寝不足だと思っていたので、昨日は午後の授業が終わった後にまっすぐ家に帰ってすぐ2時間ほど寝てたら眠気は無くなったものの体が熱くだるいことに気づいた。

薬を飲んで一晩寝たらだいぶ良くなったけど、やはり複合要因があると全ての要因を一度に理解するのは難しい。
静養して1つ1つ治していかねば。

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2007年6月16日 (土)

Road Test合格

20070615_1 今日は授業が無かったので、前もって電話予約をしていた自動車運転免許の路上試験に朝から行ってきた。

マサチューセッツ州は数ある州の中でも運転免許の取得が難しい州らしく、初めて運転免許を取るには教習所に通わなくてはならないらしい。僕は国際免許を持っているのでその必要はないけれど、「スポンサー」を連れて行かなければならない。スポンサーというのは試験の立会人みたいなもので、アメリカの運転免許を1年以上保有している21歳以上の成人でなければならない。幸い僕の場合は昼ご飯をおごるくらいでつきあってくれるクラスメートが沢山いるので事なきを得たけれど、そういう人がいなければ教習所にお金を払って頼まなければならないらしい。

試験に使う車は自分で用意しなければならないので一応は計器とライトなどをチェックしてから出かける。途中でアメリカ人のクラスメートを拾って自分で運転して指定された試験場所へ。自動車免許の試験に自分で運転しながら行くというのも変な気持ちだけれども仕方がない。
会場に行ってみると、想像していたような試験場があるわけではなくてその建物の前の道にあった、駐車できる路側帯で順番を待つというものだった。軍の訓練所と聞いていたから変だとは思っていたけれどそこまで簡易に済ませるとは・・・。

しばらく順番待ちの末にカウボーイハットをかぶった若い警官に書類を渡して試験開始。
まずは車のチェック。ヘッドライト、各種ランプ、方向指示器、警笛、サイドブレーキに問題ないことを確認する。整備不良で落ちたりすると悲しすぎるけど無事にパス。
その後はおきまりのハンドシグナル。右、左、ストップ。
で、いよいよ発進。当然普段以上に左右確認やら一旦停止を大げさにする。で、やっぱり交通ルールについて突如質問が入る。
警「ここの制限速度は時速何マイル?」
僕「え・・・サインが見あたらなかったですけど20マイルでしょうか」
警「そのとーーり。右に見えるように学校があるところでは20マイルだ」
僕「イエス・サー(そ、そうなのか・・・)」
警「で、学校を通り過ぎたけど今の制限速度は?」
僕「・・・・30マイルでしょうか?」
警「そのとーり。わかってるねぇ」
僕「オフコース・サー(ふぅ)」
警「あ、ちょっとそこの交差点前で止まって。ここで注意することは何?」
僕「一旦停止と一方通行のサインです。見通しが悪いので飛び出しにも注意です」
警「うむうむ。」

と、結果オーライながら順調。その後は路肩寄せ(Pull Over)をやって10mくらいバックで進める事の確認。
警「バックするときの速度は?」
僕「制限速度は10マイルかと」
警「ちがーう、駐車場とかで10マイルなんて出してバックしたらえらいことになるぞ」
僕「・・・・(滝汗)」
警「1,2マイルの微速じゃないとダメだ。何でかわかるか?」

いやー、焦った。もうダメかと思ったけど必死で考えて答える。
僕「車の後ろにあるものは全て見えるわけではないので、いつでも止まれるようにです」
警「そのとうりだ!何があるかわからないから注意するように。じゃ、進んで」
僕「イエス・サー(おぉなんとか耐えたらしい)」

そしてしばらく走った後にまた質問がきた。
警「で、君は日本から来たようだけど、マツザカはどう思う?」
僕「はいっ?」
警「ダイスケ・マツザカだよ。彼、なかなかやるよなぁ。」
僕「え、ええ、でもこれからもっと良くなると思いますが」
警「そうか、今でも十分すごいじゃないか。それは楽しみだなぁ」

黙っているようにと言われていたクラスメートも雰囲気を察して話に加わる。
ク「オカジマもすごいっすよねぇ」
警「おーそーだ、彼もすごいぞ、なんせ19イニング連続で抑えたからな」
ク「投げるときのスナップが違うんだそうですよ」
警「なるほど、確かにリリース直前でクイッとくるよな」

と、こっちは試験でてんぱってるのに2人で大盛り上がり。
そのうちRound Aboutに差し掛かって止まったけれども、ほったらかし。
僕「あのー、どっちに行けば・・・」
警「あぁ、右ね、でスタート地点に戻って」

とっくに試験は終わっていたらしい。

クラスメート曰く、警官などの公共サービスに従事している人は、多少話しかけてコミュニケーションをとった方がフレンドリーになるので有効だとのこと。そんなことを言っても試験運転中にはとてもじゃないけど無理だ。せめて試験前に言ってくれればスタート前に話しかけたのに・・・・

ともかく、サインしてもらったLearner's Permitを自動車登録局に持って行って料金$60を支払えば、一週間ほどで免許証が郵送されてくるらしい。

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2007年6月 7日 (木)

NY Entertainments

NYは昔から自称「世界の首都」をうたっている。野球のワールドシリーズと同じようにアメリカ特有の誇張だとしても、人々を引きつけてやまない都市であることは確かなのだ。

見るものが沢山あるNYを2日で見て回るのは不可能なので、今回は的を絞って観光した。

  • Central Park

20070606_32a 20070606_32b ここはあまりに広いのでくまなく歩いて回るのは不可能だ。晴れた日の朝に南の端っこを少し回ってみただけだけれどとても気持ちが良かった。子供用遊園地ではしゃぐ子供達、野球場での少年野球、障害者支援のパレードで盛り上がる人たち、ジョギングにサイクリング、皆思い思いの方法で公園を楽しんでいて、そういった人たちを見ているだけでも飽きない。意外と起伏があるので公園と言うよりも丘を探検しているような気分にさせてくれるのもいいところだ。

  • Empire State Building

20070606_33a 20070606_33 NYに来たら一度は登っておくべきだろう。前回は日が沈む頃を見計らって登ったところネオンが非常に綺麗だったのだが、1時間待ちの大行列に並んだので今回は朝一に。しかもチケットを事前にネットで買っておいたおかげで10分と待たずに94階の展望台まで登れてしまった。娘も気圧の変化などを嫌がるかと思いきや全く平気でむしろ上機嫌でマンハッタンを見下ろしていた。

  • Museum of Modern Arts

20070606_35ajpg 20070606_35 通称MoMA。2004年に日本人デザイナーの手によって完全に新しくなっている。前回来たのが1997年だったから改装後は初めて。前回あったピカソの山羊の彫刻が見あたらなかったのが残念だったけど、近代絵画、彫刻は申し分なし。この美術館が面白いのはパリのポンピドゥーセンターと同じく、近代工業製品もおいてあること。タイプライター、自動車(ジャガーだった)、初期のIBMコンピュータの制御盤、レゴブロック、iMacまでおいてある。その中でもこの目で確かめたかったのはauのデザイン携帯があるかどうか。

確かにあった。4種類採用されたと聞いているから時々変わるんだろうけどもアートとして飾られるとそれっぽく見えるから面白い。

  • Musical "Beauty and The Beast"

20070606_34 Mamma Miaと迷った結果、英語がわかりやすいだろうという予想と、7月29日で講演終了ということを知って決定。会場には買ってもらったと思わしき造花のバラを握りしめてた小さなお姫様達が沢山いてほほえましかった。講演自体は舞台装置の配置と空間の使い方が絶妙で、狭い舞台を行ったり来たりしているだけでも違和感なく見られたし、役者の演技もすばらしかった。これまで5本見たミュージカルの中で、レ・ミゼラブルに次ぐ満足度。終わってしまうのが本当に惜しい。
娘はもちろん連れてこられないので、初めてベビーシッターを頼んだ。ホテルの紹介で、ベビーシッターを部屋に派遣してくれるサービスを利用した。どうしているか心配しながらホテルへ戻ったらしっかりだっこしてもらいながら眠っていた。だっこしないと寝ないので大変だったらしいけども娘は何事もなかったかのようにけろっとしていた。

おまけは街角で見つけた郵便ポスト。
20070606_31_1

NYの旅はこれで終わり。夏学期を乗り切るためのリフレッシュもほぼ完了だ。

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NY for Japanese Community

今回のNY旅行で密かに、しかし一番楽しみにしていたのが日本食。
ボストンは日本人が多いと思われているが、NYに比べると格段に少なく店も少ない。大体の日本食レストランは日本人以外によって運営されているし、日本風アメリカンと呼ぶべき料理が多いのでまず外で日本食は食べない。

外務省発表による2005年の海外在留邦人の統計によるとNYが世界1位で約6万人、ボストンは同29位で約5500人。軽く10倍以上の差がある。年間の日本人観光客数はNYが約40万人、ボストンは約4万人と言われているからこちらも似たようなものだ。マツザカ効果はあるだろうけど、高めの予想でも年間2万人アップだと言われているからたいしたことはない。

観光客&仕事で長くて1週間滞在する機会は何度かあった両都市だけど、生活する立場になってみるとこの差はかなり大きい。早速初日からマンハッタンに住む従兄弟に連れられてホテルの近くにあるSushidenという寿司屋へ。半年ぶりに寿司、刺身、ぶり大根、もずくなどを楽しんだ。うーん100%日本の味、しかもボストンに比べると確実に安い。翌日は沖縄料理店にも行ってしまった。あまり沖縄の素材や調味料が使われていなかったのが残念だけどこちらも美味。

料理に限らず、NYには日本人の日本人による日本人のためのサービスがあふれている。紀伊国屋に積んであったNYジャピオンという無料の情報誌にはあらゆる類のサービスが載っている。妻に至っては「NYだったら英語勉強しなかったかも」と言う始末。

そしてこの情報誌をホテルでじっくり読んで驚いたことが2つあった。

1つは10年前まだ学生だったときに一人旅をしていたときに出会った現地育ちの日本人学生が、今はマンハッタンで歯科医師として病院を経営している事実を広告から知ったこと。あのときはNYから帰った後も数年間、メールや手紙をやりとりしていたけれど自然と連絡が途絶えてしまったのだ。ちょっと歳を取った笑顔を見ながら呆然としてしまった。もっとも同じ事を繰り返すのが目に見えているので連絡は取っていない。

もう1つは、こんな店を見つけたこと。日本でもあるんだろうか・・・・要らないけど。
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NY by AMTRACK

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しばらく更新していなかったのは、休みを利用してニューヨーク(マンハッタン)へ行ってきたためだ。個人旅行の時はネットとはなるべく縁を切ることにしている。
今回は娘がいたので3泊4日の短期旅行だったが、初めての子連れ旅行は大変ながらも楽しいものだったので数回にわたって報告する予定。

さて、ボストンからニューヨークへ行くには4つほど選択肢がある。飛行機、バス、電車、自動車だ。
娘を5,6時間も幼児用カーシートにくくりつけておく訳にはいかないのでいくら安くともバス(片道$15!!)と自動車は論外だ。
飛行機は、片道$140と一番高いだけあって一番時間が短いように見える。でも実は空港と街が遠かったり手続きが煩雑だったりしてあまり時間短縮のメリットはない。しかも飛行機のトイレでおむつを替えるのは一苦労なのだ。
一方で、電車はACELAという新幹線のような特級列車でも片道$93と安い。広い身障者用トイレにおむつ替え台が付いているし、自由席なので切符を買わない娘の席も占領できてしまう(規約上は切符を持つ人に譲らなければならないのだが、その確率は非常に低い)。そしてボストンもニューヨークも駅が町中の便利なところにあるので空港に行くことを含めて考えると費用、時間、手間のどれをとっても優れている。さらには片道3時間半の間、車窓からの風景を楽しめるというおまけ付きだ。

調べてみたら意外と使えるじゃないかAMTRACK、というわけで往復は電車の旅。
新幹線より各列一席少ない2-2席の電車は、のぞみ500系より揺れて乗り心地はいまいち。そういえばJRからMITに来ている人も、航空網が発達しているので鉄道への投資が少ないようなことを言っていた。しかし、それ以外は至って快適であっという間の3時間半だった。

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2007年5月28日 (月)

Clam Juice

20070527_2 魚を食べたい!と思ったら高級スーパーマーケットでもアジア系スーパーマーケットでもなくケンブリッジに2件あるイタリア系魚屋に行っている。まずアメリカなのに鮮度が良い。そして日本と比べると値段が安い。さらに調理師がタイ、マグロ、ヒラメ、ハマグリ、マキガイ、サシミ、サンマイニオロスなどの日本語を操る他、アメリカ人みたいに魚の皮も剥がないし、ひれも切らずに残してくれるので日本人の客も多いらしい。噂ではマツザカ家も来るとか来ないとか。

そこで見つけたのがこれ。もし冷蔵庫にあったらグビッといっちゃいたくなる危険な感じ。
もちろんイタリア人も飲むんじゃなくてだし汁として料理に入れんだろうけど。

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2007年5月27日 (日)

Bosuton 美術館

20070526_1 風邪も治ってないのにと言われそうだけど、体調がだいぶ良くなってきたので、今日は朝からボストン美術館(Boston Museum of Fine Art)へ家族で行ってきた。うちは夫婦で美術館や博物館好きなので日本でも頻繁に出かけていた。
なのにボストンに来て5ヶ月の間全く出かけていなかったし、なにより5月中はバンク・オブ・アメリカの口座を持っていれば$17の入場料が無料なので行かない手はない。妻と娘は始めて、僕は10年ぶりのボストン美術館。

日本だとどうしても品揃えの点から特別展ばかりに行くので土日に行くとすごく混雑しているが、こちらでは常設展が充実しているのであまり混んでいない。観光シーズンでもないので日本の平日くらいの空き具合でゆっくりと見て回ることが出来た。北米、南米、アフリカ、エジプト、ギリシャの古代文明に関する展示が多いけれどもはっきり言ってあまり気に入る物はなかった(大英博物館やルーブルなどと比べるからかも)。むしろ中国美術、チベット仏教、日本美術の質がすばらしい。しかも部屋毎に柱や壁などの内装まで美術品との統一感を出していて楽しかった。常設展ゆえだろう。
残念ながら日本でボストン美術館展をやっている関係上、日本美術は少なかったけれどアジア文化を十分に楽しめた。(10年前も日本美術は展示場が改装中で悔しい思いをした・・・)ただ、枯山水の日本庭園だけは雰囲気をまねただけのもので基本から間違っていてがっかりだった。

20070526_2 娘が目覚めた午後からは、文字通り娘と一緒に近代ヨーロッパの絵画や陶器を見て回った。16世紀頃の宗教画や19~20世紀の印象派、マイセンに代表される陶磁器は娘も気に入ったようで手足をばたばたさせて喜んでいた

アメリカにいて気がつくのは子連れに対する日本との考え方の違い。日本では美術館は静かに鑑賞するものという考え方が一般的なのと、混んでいるせいもあるけれど乳児連れで見るのはなかなか難しい。こちらではベビーカー乗り入れOKだし、周りの人が娘に対して非常に気を遣ってくれる。ちゃんと授乳室まである。

その授乳室で妻と一緒にミルクをあげていると、男の子を抱えたおじさんが入ってきておむつを替え始めた。世間話の最後に「妻が両親を案内しているから、今日この子の面倒を見るのは俺の役なんだよねー。さ、早く行って追いつかなきゃ」と言って手際よく済ませて出て行った。こちらの父親もなかなかやるもんだ。

20070526_3 最後に、今日一番の収穫はこれ。
アメリカ人画家で唯一と言っていい、僕の大好きなキース・ヘリングの幅5mはある巨大な作品。これには感動。

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2007年5月26日 (土)

Written Test

20070525_1_2 まだ風邪は治りきらないけれど、昼寝をする毎にましになっているので体力の問題かも。

とはいえ、今日はそんな中自動車免許の筆記試験、Written Testを受けに行ってきた。普段は国際免許証で運転しているけれども帰国前に失効するので休みのうちにアメリカの運転免許を取らなければならないのだ。

細い道が多くて交通量も多いマサチューセッツでの運転免許取得は結構めんどくさい。始めて免許を取る人は日本と同じように教習所に通わなくてはならないらしいけれど、僕は日本の免許+国際免許証を持っているので筆記試験と路上試験だけでOK。ただし路上試験の予約がすぐには取れないようなので今日のうちに筆記試験を済ませたかったのだ。

筆記試験は予約なしで受けられるのだが、僕はこちらで収入がないためSocial Security Number(SSN)という住民基本台帳番号みたいなやつを持たない。なので朝一から、SSN持ってませんという証明書を発行してもらいにSocial Security Admissionに出かける。
9時前に着いたにもかかわらず既に入り口前には「人種のるつぼ」を象徴するように共通性の無い人々が20人ほど列を作っているのであわててパーキングメーターに¢25硬貨を2枚、1時間分放り込んで列に並ぶ。思った以上に早く進んで1時間もかからずに証明書をゲット。

続いて自動車登録局(Registry of Motor Vehicles)までドライブ。ここは普段から良く行くモールの中にある。国際免許証で運転が認められているなら無条件でアメリカの免許証くれてもいいようなもんだけど、それは別の話らしい。ちょっと矛盾を感じながらも快調にドライブしてRMVへ到着。

窓口でパスポートや住所確認書類やらを出して、視力検査と色覚検査、そしていよいよ筆記試験。受験言語を聞かれたので日本語でとお願いする。日本語の過去問をばっちり勉強したので(とはいえ1時間だけ・・・)余裕、と思っていたら、受付のおじさんに「あぁーーーーごめん、試験がコンピュータベースになって日本語ではもう受けられへんねん」と言われて焦る。
「英語でいい?」もちろんスペイン語は理解できないので選びようがない。
「普通は4択やけど、音声付きでTrue/Falseの2択というのもあるけど」と言われたので、それをお願いして受験ブースへ入った。

しかしそれが間違いの元だったようで二択のためかやたらと問題の設定がきわどい。引っかけっぽいのも多くて間違いを連発。スピード違反の罰金最低額が$50かどうかなんて知らなくてもいいと思うのは僕だけだろうか?
とはいえ何とか基準ぎりぎりで冷や汗ものの合格。

無事にLearner's Permitと呼ばれる仮免許をもらって、路上試験の予約を電話。が、これまた自動音声のみで完了するはずの予約が出来なくて、オペレーター呼び出しを延々待たされて結局ギブアップ。月曜の朝にかけ直すことに。路上試験もどうなることやら、無事にこの休み中に免許が取れるのだろうか。

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2007年5月 7日 (月)

Flensted Mobiles

20070506_flenstedmobiles 誕生日に親から細長い箱が送られてきた。
ネクタイかと思ってあけてみたら写真のモビールだった。

日本ではなかなか家の天井から吊り下げられないのでほとんど買わないけれども、僕は子供の時からモビールが好きで夏休みの工作にも作ったことがある。
幼少の頃頻繁に訪ねていた祖父母の家にアコヤ貝か何かで作った魚のモビールがあって、動lきにあわせて虹色に変わる光とチャリチャリと鳴る小気味のいい音が好きでよく遊んでいたからかもしれない。

ヨーロッパの国旗色をした気球(これまた乗ったこともあって好きなのだ)がゆらゆらと揺れているのを見ると自然と落ち着くのだけれど、娘もすごく気に入ったようで近くに行くと飽きずにじーっと見ている。
僕をきっかけにした娘へのプレゼントだという噂もあるが、そうだとすると見事に成功している。

趣味にする気は無いけどこの一年じっくり楽しめそう。
ちなみにこのモビールはFlensted Mobilsというデンマークの会社の作品。日本でも専門店が神戸や東京などにあるみたいだけど、東急ハンズにもいくつか売っているのを見たことがあるので、意外と日本でも広く売っている物なのかもしれない。

とにかく僕には、あわただしくもエキサイティングな日々の中で、時折ゆったりと物事を考えるきっかけになっている。

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2007年4月25日 (水)

Spring has come!!

20070424_1 20070424_3 20070424_2



ボストンにもようやく春がやってきたようだ。
先週末からここ4日ほど最高気温が20度前後の陽気が続いている。それに呼応するかのようにそこら中の花が一斉に咲き始めた。ちょっと前から咲いている緋寒桜に加えて、染井吉野、枝垂れ桜、レンギョウ、木蓮、こぶし、水仙、ツツジ、そしていくつかの初めて見る花まで、まるでこの日がくるのをずっと待っていたかのような咲きっぷりだ。

20070424_4 もちろん草花だけじゃなく、人も一斉に春モード。というか夏モードの人も多いくらいだ。授業を受けていても1/3は半袖。その半分は短パン。今週末にはまた雨が降って最高気温が10度に戻るらしいけれども、今はひたすらこの陽気を楽しんでいる。

 

 

20070424_5先週末は 我が家もボストンに来て初めて近くの公園まで車で出かけて散歩。チャールズ川まで出るのもいいけど、車で5~10分で行ける範囲に沢山の池があるので順に制覇する計画を立てている。

今回散歩したのは、ちょうど100年前にアメリカで初めて氷の商業的な生産が始まったと言われる池Fresh Pond。湖面の氷を切り取ってばかでかい納屋に入れ、夏に売るのだ。この池の氷の品質は非常に良く、遠くロンドンの氷市場の80%を占めるにまで至ったことがあるらしい・・・が、今はその面影は無い。
結構大きい池で、1時間ほどかけてゆっくりと一周。春の雰囲気を存分に楽しんだ。残念ながら池沿いの木々はまだ冬から春への変化を疑っているようだったけれども、春の空気の中をコートなしで歩くのは本当に気持ちが良かったし、娘も強い日差しにとまどいながらもきょろきょろして上機嫌だった。(もちろん途中から爆睡)

20070424_6 で、帰ろうと思ったら車のワイパーに紙切れが。
訪問者用じゃなくてうっかり居住者専用スペースに駐めてしまったらしい。こちらに来て初めての罰金$30なり。おかげで、各違反の罰金額はしっかりと勉強させてもらった。中でも障害者用スペースに駐めると$100の罰金!間違っても駐めないと誓ったのでした(日本でも駐めたこと無いけど)。
ちなみに罰金はWebでクレジットカード決済が出来るという便利さだけど、市のセキュリティを信用してないので小切手で支払います。切符がそのまま封筒になってしまう便利さは喜ぶべきか・・・・。

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2007年4月18日 (水)

111th Boston Marathon

20070417_1 アメリカ北東部に来ているストームの影響でみぞれ混じりの雨と強い風が吹いているのに、この連休(16日はPatriot's Dayで祝日)ボストン市内がにぎわっているのはマラソンのせいに違いない。そう、毎年この祝日にボストンマラソンが開かれるのだ。
今年は記念すべき?111回目だとのこと。かつては誰でも自由に走れたそうなのだけれども、あまりにも参加人数が多く膨れあがったせいか公式記録による出場資格基準が設けられている。マラソンのことは全く素人なのだけれども、面白いと思ったのは年齢によって基準が異なること。20歳代なら3時間程度までしか許されていないのに、85歳以上なら5時間以上かかっても参加できる。この辺りが市民マラソンに端を発している所以かもしれない(他を知らないので全くの推測だが)。

残念ながら悪天候のために家族での観覧はあきらめたのだけれども、まだかろうじて天気が良かった土曜日に買い物に出かけたときにはCopleyあたりはこれまでにない人混みで驚いた。はっきり言ってクリスマス以上の人混み。改めてすごさを知る。
そこかしこに公式のウィンドブレーカーやバッグ、マラソングッズを手にした人達がうろうろしているし、道路も封鎖されていたり観覧席や運営用のテントが準備されていたりでちょっとマラソン大会気分を味わえたのでした。

当日は悪天候にもかかわらずかなりの人出だったようだ。ちなみに、悪天候にもかかわらず全く濡れずに完走した人が1人だけいたらしい。宇宙ステーションから参加した宇宙飛行士。最も、宇宙ステーションは秒速8kmほどで飛んでいるので、彼女は室内のトレッドミルで42.195kmを4時間ちょっとで完走したらしいけれども。

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2007年4月16日 (月)

Sapporo Ichiban

20070416_1sapporoichiban 果たして日本で売っているんだろうか、こちらでその存在を初めて知った。

サッポロ一番きつねうどん・・・・。

複数店舗で置いているので、或る程度普及している・・・・とは思えないけど。
やめとけって言ったのに妻が購入。「赤いきつね」とどっちがおいしいんだろうか。

ま、どっちもどっちだと思うけど。

ちなみに日本で普段買っていた加ト吉の冷凍讃岐うどんは一玉250円位する。

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2007年4月14日 (土)

Let's go Celtics!!

20070413_1 今シーズンのホームゲームが後2試合!チケット50%OFF!ということで、友人とNBA、Boston Celticsを応援してきた。ひょっとしたら勝てるかもしれない今日の相手はMilwaukee Bucks。思った以上の客の入り(とはいえ6,7割)で初めから会場の雰囲気は盛り上がっていた。3月に観に来たという友人の話ではそのときよりも断然いい雰囲気ということだった。
ゲームは序盤から常に5~10点のリードを許していたのだけれども、最終クォーター残り3分で2点差にまで追いつくと盛り上がりは最高潮!最後7秒で逆転の3ポイントシュート!・・・・・が無理矢理だったので入るはずもなく惜敗。振り返ってみれば内容的には完敗。そして6連敗。こうなったら少しでも多く負けて来年のドラフトでいい選択順位をもらえるようにしたほうがいいかも。

という悲しいゲーム結果ながら、今回はそこそこ良い席でみれたので平均身長2mのプレーヤー達のスピードとパワーを感じることができたし、その中でBucksのガードが身長165cmしかないのに常に良い動きをしてゲームをコントロールしていたのは見にきた価値有りだった。
日本からきて下位リーグ(NBDL)で頑張っている田臥君も170cmちょっとしかないけれども、おそらくこの彼にはかなわない。NBAは意外と身長が低い選手も存在しているし、個性を持ったメンバーがチームとしてまとまって、個人能力で上回るチームを負かしてしまったりする。だからバスケは面白いしやめられない。

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2007年4月 9日 (月)

American kitchen, again.

20070404 だいぶ前にアメリカの台所がどうなっているかを紹介したけれども、検索サイトからその記事を訪れてくれている人が少なからずいるようだ。やはりアメリカに住む上で一つの大きな問題になるんだろう。
その後も我が家では2,3度火災報知器を鳴らしてしまっているのだけれども、ポークチョップやステーキを焼くと、電子レンジに組み込まれた換気扇はそのまま白い煙をぶわーっと吐き出すし、どうしようも無いのであきらめている。
煙を吐く元凶のオーブンは鶏や七面鳥の丸焼きはしないのであまり使わず、希にラザニアを焼くのが関の山。

その代わりに、ちょくちょく使っている強力な武器が日本から持ってきた魚焼き器。
さすがに魚の塩焼きはこれじゃないとできないけれども、それ以外にも鶏肉や羊肉を焼いたりするのには本当に重宝している。
日本で買うときには煙90%カットなんてどうせ最初だけか嘘っぱちだぜ、なんて思っていたのだけれども、オーブンで焼くとあれだけもうもうと出てきていた煙が全くと言っていいほど出てこない。
ボストンは日本人が多いので炊飯器もホットプレートも売られているけれどもこればかりは売ってない。
アメリカに住むなら日本から持ってくるものの必需品として紹介されていた意味がようやくわかった。

話変わって、先日アパートの管理会社からお知らせが来た。「火事意外で部屋に煙が充満したときには玄関の扉ではなくて、風呂場の換気扇か窓を開けてください」とのこと。
なんでも料理を燃やしてしまったある住民が煙を逃がそうとして玄関の戸を開けたところ廊下に回った煙を共用設備の火災報知器が関知してアパート全体に火災警報を鳴らしてしまったらしい。それだけには収まらず、自動的に市の消防署に連絡が行く仕組みになっていたようで大変だったそうな。

そのとき家にいた妻はどうしたかというと、火災報知器が鳴り終わった後、館内放送で流れた「今の警報による火事の心配は有りません」というアナウンスを聞き取れた自信が無く、コンシェルジュに電話をかけて理解できるとも思えず、もしもの事があってはいけないと思って、娘に外出着を着せて、貴重品を持ってロビーまで階段で下りて確認したらしい。

「ホントに疲れるから、根本的に解決してよね!」という妻の怒りも全くだし、英語能力が無いとこういったトラブル対処への根本的な解決にはならないのでどっちもどっちかもしれない。
少なくとも万が一のことがあっても最大限生き残れそうな妻の努力に感謝なのだけれども。
アメリカのキッチンは相変わらずお騒がせです。

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2007年4月 5日 (木)

Lottery

20070403 一昨日から降ったりやんだりの雨は、今日の午後になって雪に変わった。
4月の雪はそんなに珍しいことではないと知ってはいたけれど、最近暖かくて春っぽくなってきたのでちょっとへこむ。

でもそんなときこそいいことがあったりするもので、MLB、RedSoxのゲームチケットが2枚手に入った。
MITが学内関係者向けに席を押さえて購入権を割り振るクジ、Lotteryに当たったのだ。
ホームスタジアムのFenway Parkは電車で行ける便利な場所にある反面、球場が狭くて席が少ない上に、阪神タイガースのごとく熱狂的なファンが多いので既に今シーズンのチケットを正規ルートで買うのは非常に難しくなっている。特にNY Yankeesとの試合は往年の阪神巨人戦以上らしい。
ゲームは8月なのでまだまだ先だけど、そのころには娘も人に預けられるくらいには成長しているはずなので、妻と2人で記念観戦してくる予定。
残念ながら弱いチームとの試合だけれども、夏の午後のスタジアムの雰囲気を存分に楽しみたいところだ。

ちなみにバスケット、NBAの場合はCelticsが近年ヒジョーーーーに弱く、プレーオフどころかリーグ最下位を争うシーズン最終盤、来週のチケットが50%OFFで売り出し中。せっかくなので友達と行ってくる予定。

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2007年3月23日 (金)

Bruins

20070323_2 最近は1月を思い出すかのような忙しさが続いているけれど、こういうときこそ気分転換しなけりゃやってられない!というクラスメートの提案で、学生チケットを購入してICE Hockeyのゲーム観戦に繰り出した。
Boston Bruinsはどちらかと言えばかなり弱いチームなのだけれど、今回の相手はそこそこ弱い(失礼!)Montreal Canadians。

Bostonはアメリカらしくなく地下鉄で移動できる上にMITから5駅の所にアリーナがあるとあって授業の後で皆で移動。超満員とは行かないけれども会場は両チームのユニフォームやTシャツ姿のファンでいっぱい。お互いのファン同士がすれ違うときの挨拶が「ユー・サック!」だったりすることも度々で最初からかなり気合い入ってます。

試合の方は、開始直後からリードを奪った地元Bruinsが危なげなく試合を進めて快勝、と行けば良かったんですが・・・・
3-2とリードして始まった最後の第三ピリオドで同点に追いつかれた後、明らかに集中力の落ちたBruinsは2点連取された上に、ラフプレーで1人少なくなった”Power Play”で更に1点追加されて完敗でした。
バスケットも応援するのをためらうくらい弱い状況で、バスケ好きのクラスメートも見に行こうとは言い出さないし、やっぱりRedSoxしかないんだろうか・・・・。

さて、悪運は全て使い切ったということで3月残りがいい日で有ると信じて(笑)気を取り直していきます。
来週は春学期の折り返し点ということで、宿題盛りだくさんの春休みです。

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2007年3月14日 (水)

Google Earthの威力

20070313_1 どんなサービスでもそうだけれども、意外な使い方や遊び方ができたりすることが多い。
「Google Earthで世界観光」はテレビで紹介されたこともあって一般的になっていると思うけれども、僕の場合は非常に実用的なことに役立った。
家探しだ。

日本から海外の住居を探すのは大変だけれども、そのなかでもボストンはヨーロッパからのアメリカ移民が始めにたどり着いた土地と言うだけ有って京都のように町並みが古く区画も道も狭い。
都市部も限られている上に人口も60万人と結構多いのでアメリカ人でさえボストンの一番の問題を住居に挙げる人が多い。アパートの入居率は90%を優に越える言われているのでなかなかいい物件を探すのは難しい。
日本人が多いシアトルやロスには支店を出していないエイブルとアパマンがそろって支店を出しているのもそれなりの需要があるからなのだ。
もちろんそう言った不動産屋にお世話になるとしても、写真と間取りだけで決めて後悔している人もいるようだ。

そんなときにGoogle Earthを眺めてみると、当たり前かもしれないけれども、その場所がどういう雰囲気を持っているかわかることに気がついた。
繁華街か、住宅街か、車通りの多い大きな通りに面しているか、周りの建物はどんな感じか、緑が多いか、などなど。
さらに幸いなことに、だいたいの地域は解像度1~15m程度の衛星画像を用いているのだけれども、ボストン/ケンブリッジ地域では0.15~0.6m解像度の航空写真が多く用いられているので道行く人の性別や車種、木の枝の影などもわかってしまうほど鮮やかな画像が見られる。
最終的には家を現地に行ってから家を決めることができたのだけれども、住環境のイメージはだいたいが事前に思い描いていたとおりだったから改めて感心してしまった。

Google Earthで現地確認、引越にも便利なのだ。

とはいえ、やっぱり現地訪問と住んでいる知人からの情報に勝るものはないけれど。

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2007年3月 7日 (水)

Freezing

20070306_1最近徐々に暖かくなってきたと思っていたら、いきなり今年一番の冷え込みがやってきた。
最低気温は-12度程度なのだけれども、風がキツいので体感気温は-20度を下回っているそうだ。
確かにキャップなしで歩くと頭が寒い・・・・んじゃなくて痛い。
寝不足な上に、この季節風邪を引きやすいので気をつけねば。
春はまだまだ遠そうです。

写真は凍るチャールズ川。

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2007年3月 3日 (土)

Dice-K

20070302_2 日本でもTV中継されていたようだけれども、今日はRed Sox松坂投手の初登板。
こちらの学校では特に誰も知る人はいなかったけれども、メディアの注目は集めているようで、オープン戦でもない大学とのエキシビションだったにもかかわらずTV中継があった。ミーハーにも早めに帰って観戦。
選手へのインタビューも含めて番組構成はほぼ100%彼のためにあるといって良かったのだけれども、彼が2回でマウンドを降りてしまうと、さくっとアイスホッケーのプロリーグの試合に変わってしまった。

今日はダブルヘッダーだったので午後一のオープン戦に登板しても良かったのだろうけれどもわざわざ夜の大学生との試合に登板させたのはどう考えても日本への中継の都合なんだろう。
まぁオリンピックでもそうなのだから当たり前か。

ちなみに次回はアメリカ時間で6日のマーリンズ戦らしいのだけれども、この日は学校に遅くまでいるので観られないのが残念。

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2007年2月24日 (土)

Dental Clinic

20070223_1 日本では昔からよくお世話になっていたけれどもアメリカでは行きたくなかったところに早くも行ってしまった。

その名は歯医者。

アメリカでは公共の医療保険の存在しないのだが、マサチューセッツ州では学生になるにも定職に就くにもアメリカの医療保険に入らなければならないと州法で決まっている。なので日本の健康保険はもちろん、海外旅行用の保険でもだめなはず。
というわけで、僕はMITの学生医療保険に入っているのだがなんとこの保険では歯医者の費用はカバーされない。妊娠がわかっていても出産費用はカバーしてくれたのは非常に助かったのだが、虫歯になりやすい僕としては困りものな保険なのだ。

どうもアメリカでは全般的に歯科料金が高いらしく、一般医療とは別契約になっていることが多いようだ。それでもアメリカ人は日本を遙かにしのぐほど歯にうるさいらしい。笑顔のときに人に与える印象が良いことと健康な歯は一生の財産という考え方から、小さな頃から矯正、フッ素塗布、定期的なクリーニングとホワイトニングなどを徹底的にやるらしい。

そう言えばアメリカ人のクラスメートは皆歯並びがきれいなのも気のせいではないようだ。

ということで前置きが長くなったけれども、アメリカに来る前には日本で些細な虫歯も全部治してきて、こちらでもフロスも含めてしっかりとケアをしていたのだけれども、フロスをかけているときに引っかかって歯の詰め物が取れてしまった。寿命だったのかすき間から虫歯ができたのかわからないけれども、何とも皮肉な結果である。

MITの歯医者は非常に安いらしいけれど、オリエンテーションの時にメディカルの事務責任者に「歯を引っこ抜く以外は来ない方がいい」と言われたし、知人には「誰か、抜きに行ったら折られて大変なことになったって言ってた気が」なんて言っていたので、できれば完全にコミュニケーションできて手先が器用と思われる日本人の医者にかかるのが賢明だと考えていた。歯の治療は散髪とは違うのだ。

日本人が多いボストンにはちゃんと日本人歯科医が何人かいるのでさっそく当たってみたけれど、あいにく緊急で見てもらえる医者がいなかったので、日本人歯科医の同僚という人におそるおそる見てもらいに行った。

普通に麻酔を打ってレントゲン撮って少し削って詰め物して、終わってみればかなり丁寧でレベルの高い処置をしてもらえたし、いわゆる「銀歯」ではなく日本では保険が効かないリジンという白い詰め物でやってもらえたので、$300取られても少しはあきらめがついた(相場がわかんないけど)。
最も、銀歯を全部白く変えて欲しかったらいつでもおいでと言われたけれどそれはさすがにやってられないので丁重にお断りしておいた。

というわけで、アメリカ人歯科医による$300の奥歯は銀歯の間で不自然に白く輝いているのでした。

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2007年2月21日 (水)

Salty Water hole

20070220_1 今日は久々に気温が零度を上回ってニットキャップが要らない陽気。
固まっていた雪が徐々に溶け出したのはいいのだけれど、排水溝の上の雪はまだしっかり凍ったままなのでそこら中水たまりだらけ。
そして、これまでもさんざん文句を言っていた融雪剤を大量に含んでいるから帰ってきたら乾いた靴がこんな感じに。
拭いたらきれいになったけれど、多分春が来るまで続くんだろうな。

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2007年2月16日 (金)

Home Lighting Mystery

20070215_2 欧米で生活したことのある人ならたいてい知っていることなんだけれども、賃貸アパートには天井に照明がついていないことが多い。ボストンでは探した物件全てがそうだったのでこちらでは一般的だと確信している。写真のとおり僕の部屋にもない。

 

誰が言ったか知らないけれども諸説によれば、

  • 白人は目の色素が薄いから黒い我々と比べて光をまぶしく感じるので家を暗くしたがる。
  • 電気がない頃のランプ生活から変わっていないだけ。

なんて言うことが言われているけれども本当かどうかはかなり怪しい。

で、とにかくどうするかというとみんなスタンド型のライトやランプを使っている。それでも間接照明のタイプが多いし、そもそもスタンドランプが照らせる範囲なんて限られているので、欧米人と比べて家を隅々まで明るくしたがる日本人の家庭は一部屋に2~3本もランプを立てている場合が多いようだ。我が家も同じなのだが日本から持ってきたステンドグラスの素敵なランプはインテリアになっても明かりを本格的に採るには能力不足だったので泣く泣く仕舞っている。さすがに一部屋に4つもランプがあるとわずらわしいのだ。

それでも家具屋に行けば天井からつるすタイプの照明はたくさん売っているしシャンデリアなんてものも存在するし一戸建てを建てる人は購入していくようなので、なぜ賃貸アパートにないのかは疑問なままだ。

もう一つ疑問なのは、売っている電球がほとんど白熱電球だということ。電気屋に行くと50W~150Wの電球は山ほど売っているのに、チューブ型やボール型も含めて蛍光灯はほとんど売っていないのだ。クラスメートのアメリカ人曰く「蛍光灯の色はオフィスっぽくてやなんだよね」と言うのだけれども、売る側からすると色を合わせるなんて難しくないはずなので問題は値段なのかもしれない。消費電力は何倍も違うのにさすが電気代が安いお国柄か。

ちなみに勉強机用の卓上ランプも白熱灯が主流で、蛍光灯ランプがなかなか無いのだけれども、IKEAで買ってきた蛍光灯の卓上ランプは光の色をしっかりと白熱灯っぽくオレンジにしてあった。これではかなわないので早速白い蛍光灯に買い換えたのでした。

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2007年2月15日 (木)

Sudden Snow!

20070214_21 除雪車の音で目が覚めた。そして起きて外を見渡すと一面の銀世界に変わっていた。最近はずっと降ってなかったし昨晩も帰ってくるときには単に寒いだけの夜だったので、ホントに一晩で10cmくらい積もってしまったのだ。久しぶりに。
日本では、関東以南で既に春一番が吹いたようだけれども、ボストンはしっかりはっきり冬が続いている。

道は凍ってはいないけれども、さすがに雪道に慣れない妻は運転できないので今日は娘の検診もキャンセルして僕だけが学校へ。もちろんこの程度の雪じゃ学校も休みにはなっていない。教室の外から除くと見事にそこら中が凍っていた・・・と思ったらやっぱり融雪剤で道は沼のようになっていて人の歩かないところだけがきれいだった。

20070214_22なかでも 凍ったチャールズ川に積もった雪はきれいだけれど、橋を渡る気にはなれなかったし、ましてや氷の上を歩いてみる気には到底なれない。間違いなく人生で一番寒い冬を過ごしているけれども、よく考えると住んでいる家は人生で一番暖かい。北国に来たんだなぁと変にしみじみしてしまったのでした。

 

20070214_23最後の写真はまるでLEGO MindStormキットで作ったかのような外見のコンパクトな除雪車。買うならこんな除雪車がいいなぁ。買わんけど。

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2007年1月29日 (月)

Shin Ramyum

20070128_11 辛ラーメンは大学の時から、たまに食べていた。
正直、すごくおいしいわけでもないのだけれども、
関西には韓国人が大勢いるのでその手の食べ物が身近にあったこと、大学の研究室に韓国から来ている研究員が何人かいて辛ラーメンを段ボールにいっぱい送ってきてもらっていたのを皆で夜食にごちそうになっていたこと、そして何より辛い物好きだということで。

20070128_12 で、ボストンに来てから韓国食料品店に行ったときに、やっぱり見つけてしまったので迷わず買ってしまった。見た目は同じなのだがふと気がついたらMade in USAと書いてある。もう少し読んでみると電子レンジでの調理方法が載っていた。これにはさすがに驚いた、というかあきれた。
さすがアメリカ人、いくら料理しないからといって電子レンジでインスタントラーメンを作るとは。
日本ではいくら料理のできない男でも鍋でインスタントラーメン作るくらいはできるはず。いくら手を抜いても鍋のまま食べるくらいのはず。いくらなんでもやりすぎだぜ。

で・・・・・・

20070128_13 好奇心を抑えきれずに作ってみた。
見た目は普通。麺が投入したときの円形を微妙に保っているのが気になるくらい。
味は、うん、まぁ、こんなもんかなという感じ。
でもやっぱり混ぜてないので、どんぶりの縁に近い麺はよくゆでられているけれども真ん中に近いところはちょっと芯が残っている。

やっぱりラーメンは鍋で作ろうと思った平和な日曜日でした。

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2007年1月24日 (水)

Snow Again!

20070123_11 昨日の夜は久々に雪が積もりました。
窓のない部屋に4時間いただけなのに世界ががらっと変わってびっくり。ずーっと暖冬だったのだが、最近は最低気温が-10度以下、最高気温は零下と言う日も多くてめっきり冬らしくなってきた。風も強いし、10分も外を歩くと頭がキーンとしてくるので、マフラー、帽子、手袋と完全防備は必須。

雪は今朝も残ってたのですが、驚いたことに朝でもパウダースノー。踏みしめる度にキュッキュッとスキー好きにはたまらない音が今年は悲しく響く。
それでも道には大量の岩塩が撒かれるので人&車通りの多いところはほとんど凍りません(思わぬところが凍っててこけそうになるけど)。でも岩塩撒くのはやめて欲しい。ところによっては塩化カルシウムを撒いているんだけれども、それでもとにかく大量に撒くので乾いたところは真っ白。靴の裏も車のタイヤも真っ白。大学の廊下ももちろん真っ白。道ばたには雪か塩かわからない白い塊がそこら中にあるし、道は歩道も車道も小粒の石英のような透明かピンクの塩でジャリジャリです。

そろそろ車も洗わないと春になるまでに錆びつきそう・・・・て、無駄か?

最後に、構内にちょっこり座ってた雪だるま。
20070123_12

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2007年1月17日 (水)

引越完了?

20070116_2 今日、やっと船便で送った荷物が着いた。
結局のところ航空便で14日、船便で43日かかったので、どちらも聞いていた日数のアベレージくらいで届いたことになる。
そもそも東海岸なので船便はパナマ運河を通って来るために(今回迷ったもう一社は西海岸から鉄道で運ぶと言っていたが・・・)時間がかかって当たり前なのだが、どうやらアメリカはセキュリティがうるさくて検査に日数がかかることがネックらしい。防虫剤とか液体とか食品も送れないしこの国への引越は不便かどうかと言えば、不便な状況にある。

それでも何とか無事に全ての荷物が届いて一安心。あとは週末にでも時間を見つけて片付ければ引越は完了。鍋料理も焼き魚もできるってもんです。

とはいえ、先週末くらいから妻のおなかが目立って下がってきた。どうやら子供も出てくる準備を始めているようで、あと一週間くらい経ったらいつ産まれてもおかしくないかもしれない。
引越が完了するのはもしかしたら当分先になるのだろうか。

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2007年1月 6日 (土)

アメリカの台所

20070106_1 アメリカの家庭料理と言えば、七面鳥の丸焼きなどのオーブン料理を思い浮かべる人も多いんじゃないかと思う。スーパーでもそのままオーブンに入れられるように調理された七面鳥や鶏を丸ごと売っている。本当にばかでかくてぎょっとするのだけれども、台所もそれに負けないくらい十分に広い。

ボストンのアパートにはだいたい電子レンジとオーブンと食器洗浄機が備え付けられている。ただその備え付け方が日本とは違っていて、写真のようになっていることが多い。まずはそのオーブン。ばかでかい黒い扉の中がオーブンで七面鳥が丸々はいる大きさだ。調理コンロは我が家はガスじゃなくて電熱線なのだが、オーブンの上に乗っている。スイッチは子供が触らないようにか奥に付いている(妻は遠くて不便だとこぼすけれど)。そして電子レンジはなぜかコンロの上に取り付けられていて下に小さな煙の吸気口が付いている。

さて、ここで問題です。換気扇の排気口はどこにあるでしょうか。

日本の家なら煙は当然家の外に出て行く事になるのだが、排気口は実はこの写真の中にある。そう、電子レンジの上にあるスリットから家の中に、しかも台所に出てくるのだ。つまり電子レンジの下から吸い込んだ煙は何かしらの交換できない程度のちょっとしたフィルターを通って電子レンジの前面上側から出てくるのだ。魚を焼くのはやめた方がいいとは聞いていたけれどもこれには驚いた。妻は驚きを通り越してしばらく呆然としていた。バスルームの換気扇は部屋の外につながっているだけになおさら疑問だ。

で、これで料理するとどうなるか。
当然煙たいし匂いも部屋中に充満する。オーブンで鶏肉を焼いてみたところ煙がもわっと出てきて火災報知器が鳴る始末。寒い季節の中リビングの窓を開けて料理する羽目になった。まさかみんなこんな不便なことをやっている訳でもあるまいと、ネットでアメリカ在住の日本人がどうしているか調べてみた。

「火災報知器をビニール袋で覆って料理しています」
「窓を開けざるを得ません」

心の底からがっかりしました。
いったいアメリカ人はどうやって料理しているのか聞いてみたいくらいだ。
と思っていたら、妻が言うには昼前と夕方は火災報知器の音が聞こえてくる事も度々らしい。
日本から輸送中の「煙90%カット魚焼き機」の到着が待ち遠しい。

ちなみに食洗機はちょっと写真に写っているけれどもオーブンと同じ大きさだ。2人でご飯を終えると鍋やフライパンまで一緒に洗える。問題は油汚れはよく落ちてもご飯を食べた茶碗は汚れが落ちないことだが、それは仕方がないと考えて茶碗だけ手で洗っている。

しかし台所の驚きはそれだけでは無かった・・・・・(つづく)

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